【ヘルプデスクのお仕事（電話対応編）】

「ヘルプデスク」兼「研修担当」のお仕事を始めた私。

電話応対も大切な仕事の一つ。初めて電話応対をし始めたころこんなことがあった。

大切なサーバー室の今はなき「AS400」という名の巨大サーバーの隙間に足を落とし、全社・全関連会社のとあるサーバーを止めた人がいたのだ！

ほとんどのサーバー室は、床の下に配線が組まれてあり、そんなに簡単には落ちないはずなのだが、ほんの少しの隙間に足を落とすなんて…

苦情電話がガンガンなった！
これは、謝り倒すしかない！！
サーバが止まれば仕事にならないので怒られて当たり前である。
「いつ復旧するんだ！」「もうしばらくお待ちください」の繰り返し。

でも、もっと偉大なる人がいたのである！！！

なんと、とある社長が、本社・全支社・全関連会社に重要機密文書を「一斉メール」送信してしまったのだ！

速攻、メールサーバーを止めて、一斉送信されたメールを受け取った会社がクリックしても表示されないようにした。

重要機密文書がでまわるという大事には至らなかったものの、なんと2日間もメールサーバーが止まったのである。

「メールが使えない！？」と苦情電話が入っても理由を言えるわけもなく…「いつになったらメールのやり取りが出来るんだ！」「目途が立っていません。復旧作業は早急に行われてます。」

こちらから、各会社に連絡できるわけでもなく…メールが止まったのは１番困った。

前例のとあるサーバーが止まった時は、お詫びメールを送れたのだが（もちろん送ったのは、下っ端の私ではない）、今回はメールそのものが送れないのである。

「お客様ともやり取りできないじゃないか！」「はい、その通りでございます。申し訳ありませんが先方に電話でというわけにはいかないでしょうか？」

電話を切れば、また鳴り響く。あまりの電話殺到に、こちらから状況確認の電話をしたくてもできない状態だった。
「SEの皆さん、サーバー管理の皆さん、頑張ってくれ～！」
と願いながら電話対応をしていた。

”メールサーバー復旧のお知らせ”がメールで届いたときは、心底ほっとしたのである。

あの時ほど、電話をとるのが嫌だったことはない…

今回は、サーバーが止まった時の電話対応のお話をさせて頂きました。

つたない文章ですが最後までご覧いただきありがとうございます(#^.^#)

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