お茶、始めました。
自粛期間、会社もリモートワークで家に篭りっきりの中、仕事しながらでも家にあるもので何か楽しめるものないかなーと考えた時にキッチンの急須を見てふと、
「あ、お茶入れてみっか。」
そんな軽いノリで始めたお茶でしたが、自分のライフスタイルを豊かにするものだったので少しだけ紹介させていただきます。
1:お茶を好きになったきっかけ
幼い頃から炭酸飲料が苦手で「なぜ自ら喉を痛めつけるのか」と
なるべく距離を置いてやらせてもらっていました(今ではビールとハイボールばかり飲みます)。
ジュースもあまり好まず、基本的にお茶か水ばかり飲んで育ちました。
そんな中、大学時代に京都で初めて日本茶の専門店に行った時、
「本物のお茶はこんなに繊細で美味しいものだったのか!」と衝撃が走りました。
そこからはお茶のお店でアルバイトをしていた友人に色々教えてもらいながら、お茶のお店を探しては通うようになりました。
2:家で飲むお茶の良さ
本格的に家でお茶を飲むようになってから気づいたお茶の楽しさを少し書いてみました。
プロの方々が見たら青二才が当たり前のことを書いてやがると厳しいご意見をいただきそうですがそこは優しく見守っていただきたいです。
①味の変化
茶葉やお湯の量、抽出時間、お湯の温度、気温、使う急須など少し違うだけで味が変わります。お湯10ml、抽出時間1分変わるだけで同じ茶葉でも味が変わるので、ネットに書いてあることを試してみたり、自分なりにアレンジしてみたりなど自分の好みはどれだろうなーと探りながら作ると楽しいです。
②一度で二度、三度美味しい
お湯の温度を変化させることで同じ茶葉でも色んな味を楽しめます。一煎目は70℃、二煎目は80℃など温度を上げることで味がより深くなり、同じ茶葉で様々な味を楽しむことができるのです。
3:馴染みがあるけど遠い存在
日本にいたら誰しも一度は飲んだことのある日本茶。
その一方で、自分で入れるとなると面倒なような格式高いような、
物理的距離とは裏腹に心理的距離があるような不思議なものに思えます。
実際私自身、伝統的な型式があって素人が足を踏み込んだら怒られそうな、中学時代に三年生のいる階を歩くのをビビる一年生みたいな感覚がありました。
でも実際に入れてみると繊細さと種類の多さから好奇心が生まれて、色々試していくと日本茶の奥深さの理由のひとつに一種のコミュニケーションのようなものがあるなと思いました。
気づいたらその奥深さから日本茶の世界にのめり込んでいました。
何かと気疲れしちゃうこんな時期だからこそ、お茶を入れてみると生活を豊かにするきっかけをくれるかもしれません。
私自身まだまだ勉強中ですがこれから学んだこと、美味しかったもの(お茶に限らずビールやコーヒーなどの嗜好品を中心に)を書いていきたいと思います。
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