見出し画像

グランピングウエディング

自然の中でウエディング



去年くらいから、グランピングウエディングなるものがちょっとしたブームなようです。

コロナ以前は締め切った部屋に70人も80人も入っての披露宴が一般的でしたが、今では同じ会場でも半分程の人数の参加でテーブルに間隔を取っている式場も多いと思います。

新郎新婦はゲストの数を厳選する必要があり、どうせ少人数になっちゃうなら多少交通が不便でも屋外の空気がいいところにしよう!と思い切ってグランピングを選ばれるかもしれません。

基本屋内披露宴しか担当した事のない私には、このプランは思い切ったな〜と驚いています。というのも、披露宴会場に指定のお花屋さん以外が自然のものを持ち込む事は、食品衛生的に非常に難しかったからです。

以前担当したお客さまで、披露宴会場に木を搬入し、ガーデンパーティーをしたいとのご希望がありました。しかし上記の理由から会場内には持ち込めず、最終的には会場に併設されているテラスに搬入し、お写真タイムを設けて限定的に木の所へ出られるようにしたのです。

披露宴当日が晴れとは限らない

屋外披露宴のネックは、天候に大きく左右されるところもあります。当日必ず晴天になるとは限りません。雨の中ウエディングドレスや列席の方ががベトベトにならないように考えなければなりません。

また、ご高齢の方にとっては気候は屋内型でも最善を尽くす必要があるポイントでした。

しかしコロナ禍の今、リモート参加も増えている事から遠路はるばる慣れない場所まで、夏は暑く冬は寒い思いをしながら孫の姿を観に来るよりは、自宅の快適な環境下でのんびりしながら参加出来るようにするのも大いにあり得るなぁと思いました。

2人の幸せをお祝いしたい気持ちは昔も今も変わりませんが、セレモニーのあり方、参加方法は時代に併せて変わって行きます。招く方も招かれる方も心地よい時間が過ごせる事が何よりも大切だと感じています。


ちょっと投稿に時間が空いてしまいました。ハンドメイドショップのアクセス数が突然10倍ほどになり、より使いやすいように仕様を見直しています。今後も不定期に現れると思いますがみなさま夏の暑さに気をつけてお過ごしください。

ヘッダー画像は、忍野八海おしのはっかいに旅行で行った際の写真です。曇りばかりで富士山はちっとも観れなかったのですが、この時だけちょうど晴れました。

この記事が参加している募集

結婚式の思い出

夏の思い出