第6章 命日 ⑧「勲さんへ」
勲さんの早すぎるご逝去のため、大変なことは多かったです。でも、その分鍛えられた気がします。
私はこうやってあなたをご存じの方からお話を聞かせていただけて嬉しいです。多くの方が勲さんをご存じで、そして慕っておられることを知って誇らしく思います。また、勲さんを継承することができて幸せです。
もっと早く感謝の気持ちをお伝えすべきだった…今もその後悔と向き合っています。
勲さんの存在により、救われた方や良い影響を受けた方はたくさんいらっしゃるでしょう。私も当然その中の一人です。
私は勲さんの足元にも及びませんが、生きている限り、あなたのご生涯と平和への思いを語り継いでいきますので、どうかご安心くださいね。
そしてたまには私を𠮟咤激励しに来てください。待っています。
勲さん、最後に教えてください。
私の講話は合格ですか?
こうしてほしい、というご要望はありますか?
―田平に託してよかったですか?
第6章 命日 終
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