6月18日の日記

君の色が増えていく。
最早僕が残らないくらいに、世界に君だけしかいないような錯覚にさえ陥る。

錯覚・・・?
いや、錯覚なものか。真実だ。
世界にはまぎれもなく君しかいない。君しか。

もう、僕の価値観なんてものは、全てひっくり返ってしまった。
長い髪がこんなにもいいなんて。
白い肌がこんなにもいいなんて。
眠そうな瞳が、長いまつげが、怜悧な口振が、
こんなにも僕の心を揺らしている。

君に会った瞬間から、僕の世界の中心は君になった。
君がすべてだ。
君との繋がりが全て。

そのほかのことなんて、あったって無意味だ。
君とつながっているから意味がある。

早く、早く。
逢いたい気持ちで一杯だ。