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③HSPの私が、ブラック公務員・恋愛依存症・退職を経てやっと気づいたこと

公務員退職を決意する。の巻

私は彼氏にふられ、今までの恋愛依存症になっていた自分を省みる過程で、

「自分が人に依存せず、本当に自立するための方法は何か」
「自分が本当にやりたいことは何か」と、改めて考えました。

また、現在の仕事の環境で、私は一生働き続けられるのか?と考えたときに、それは難しいと思いました。

――それより、自分の好きな道で、知識や、手に職をつけて生きていくほうが、自分の性格にはあっているはず。

そこで、思い出したのが、アロマです。

私は以前、自分のセルフケアのために、趣味でアロマの資格を取得していました。

アロマの持つ効果効能について勉強するうち、アロマは、自分のように生きづらさを抱える人が、生きやすくなるための、ひとつのツールになるのでは?と思いました。いつか独立して、アロマをライフワークにできたら素敵だろうな、とも思っていました。

だけど、私は付き合いはじめた彼氏にどっぷりと依存するようになってしまい、私の中で、「最優先事項=彼」となり、彼と過ごす時間を重視するあまり、アロマをライフワークにしたい、という夢を持ったことも忘れ、彼と結婚できればそれで良い、と思うようになり、勉強もやめてしまっていました。

改めて、そのときの気持ちを思い出し、簡単な道ではないだろうけど、今の環境で公務員を一生続けるより、アロマを使って人の役に立つ仕事をしてみたい・・・。という気持ちが芽生えました。

そして、彼氏に振られて一週間ほど過ごした後。

「今の仕事は退職し、人生をやりなおす。自分らしい生き方を見つけ、自立した人間になる」ということを決意しました。

(今思えば、振られた自分をいちはやく立ち直らせるため、環境を変えようと必死でした。ヤケになっていたところもあります)

これまでは、辛くても、「転職先も決まっていない状態で、仕事を辞められるはずがない。何より、自分には他にできることがない」と思い込み、退職に踏み出せませんでしたが、

一旦「辞めよう」と決めると、意外と簡単なことに気づきました。

先が決まっていなくても、仕事は辞めることができる。
先のことを考えるのは、仕事を辞めてからでも、大丈夫。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

早速、上司に時間をいただき、「今の勤務環境が辛い。また、実はアロマを将来の仕事にしたいという夢を持っていて、これから勉強に専念したいので退職したい」と申し出ました。

上司は、聞きなれない「アロマ」という言葉に「?」を浮かべたようでしたが、頑張って説明し、そこからは意外とあっさりと進み、区切りの良い年度末まで勤めて退職するということで話がまとまりました。

この時の上司は、とても親身な方で、「意志が固いようだから遺留はしないけれど、もし、気持ちが変わって仕事を続けたくなったらいつでも言いなさい」という言葉をかけてくれました。

その言葉がすごくありがたく、安定した職場を離れる恐怖はあったけれど、後悔はありませんでした。

そして私は、晴れて(?)、7年続けた公務員の仕事を退職したのです。

しかし、この後、私は、断ち切りきれていなかった腐れ縁で、痛い目を見ることになるのでした。。

(続く・・・)


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