【イベントレポート】\カメラに恋した私たち/ 好きを仕事にするまでのリアル~前編~
こんにちは!9期カメラ・写真コミュニティサポ隊のゆうこです。とうとう、9期カメラ・写真コミュニティの活動最後の月となりました。
2023年11月9日に行われたイベントでは、カメラや写真が好きなフォトっこ(サポ隊の愛称)4人がそれぞれの体験談を元に、どのように好きを仕事にするまでのリアルをシェアしました。
実はこのイベントにはアーカイブがありません。しかし、この記事では特別にイベントで語られた内容を公開します!
まずは前編として、未経験からプロカメラマンになったフォトっこ2人の話をご紹介します。好きや学びをお仕事に変えていくまでの心の在り方や行動など、参考にできるお話しが詰まっていますよ!
ぜひ最後までお付き合いくださいね✨
イベントのゴール
最初に、CPのともさんよりイベントのゴールが共有されました。
とも:
最初に、写真が整って見える3つのコツをお伝えします。下の画像を見てください。
クイズです。最後の?に入るものはなんでしょう?3文字です。
答えは・・・・・・「ピント」です!
なぜ写真が整って見える3つのコツをお伝えしたかというと、「ピント合わせる」ことを頭の片隅に置いておいていただきたいのです。
今回、4人の登壇者がお話します。いろんなお話があります。皆さんもいろんな状況があると思います。
このイベントでは、「私なりのピントを合わせる場所を見つける。私のピントはどこだろう」と、意識しながらお話を聞いていただければなと思います。
では、スタートです!
SHElikesで0→1に!学びとコミュニティを活かしながら昔からの夢だったフォトグラファーの道へ
1人目は、フリーランスカメラマンのすずりえさんです。すずりえさんは、SHElikesの学びとコミュニティを活かし、昔からの夢だったカメラマンに転身されました。なぜフォトグラファーの道に進んだのか、どのようにSHElikesの学びとコミュニティを活用したのかが語られています。それではご覧ください!
1.合わせるピントを探す
すずりえ:
SHElikesに入会した理由は、やりたいことを見つけたい、副業を広げてフリーランスになりたいなという気持ちがあったからです。フリーランスとして働きたいと決めていました。しかし、何を職業にするかは決まっていなかったんです。
そのため、フリーランスで働くために必要なコースを学ぶと同時に、好きかもと感じたコースをどんどん受けていきました。また、どんな職業になってもいいようにと、実績作りのために受講したコースのコンペにどんどん応募していました。
振り返ると、ブランディングでは自分の売り出し方を学べ、デザインでは構図や余白など、印象強く目を引く写真にするベースになっています。
2.自己対話から決意へ
すずりえ:
実は、SHElikesに入って1年経っても全然やりたいことが見つからず焦っていました。そこで、興味があるものはどんどん体験してみました。
体験をして、なににひかれたのか、なにが好きだったのか深堀りしました。そうして見えたのが、一度は諦めたフォトグラファーの夢です。
中途半端に心が折れてしまわないように、自分と約束したことが2つあります。
1つは、「どうせ私なんか」と言わないこと。2つ目は、たくさんの人に、写真を通して、自分に自信を持ったり、自分がやっていることにもっと愛を感じて喜んでもらえるように、応援する気持ちを伝えてることです。それまでは絶対に諦めない。
その2つのことを自分に約束しました。
3.行動
すずりえ:
写真を撮る人であることを広く認知してもらい、仕事に繋げようと行動を始めました。
オフラインコーチングやイベントで出会ったシーメイトさんのなかで、この人の魅力をもっと伝えたいと思った人がいました。その人に連絡をして、相互無償でプロフィール用の写真を撮らせてもらいました。その写真を見本に、自分のサービスリリースのためのモニターをXで募集したんです。
初めての有償撮影のお客さんもシーメイトさんです。SHElikesを通じて知り合えた人達からは想像以上の経験をさせていただきました。SHElikesは、繋がりからの恩恵を受け取れるという付加価値があると思っています。
4.葛藤
すずりえ:
去年の今頃からフォトグラファーの活動を始めています。しかし、いろんな経験をさせてもらっているなかで葛藤したことがありました。
その葛藤を解消するために、3つのことを行いました。
葛藤から見えた1つのゴールは、自分はどんなふうにこれから写真を撮っていきたいのかが見えました。ありったけの愛を込めて撮った写真に、お客様が「この写真好きだな」と言ってくれる活動を続けていくことです。
5. 0→1のその先は
今、いろんな人の大切な物を撮影して、物に宿った思いを聞かせてもらう活動を始めています。
この1年間は、人を撮影することにとてもこだわっていました。しかし、人でなくとも、人に愛されたりとか、大切されたものというのは、そこにいろんな表情が宿っていると感じました。それをたくさん撮影させてもらって、届けていきたいと思っています。
私は、0から1のスタートラインに立ったばかりで、これから10とか100にしていくところです。ビビりな私には、行動すること自体が清水の舞台から飛び降りることです。でも、そんな私の背中を押してくれるのは、先輩シーメイトさんがXでポストしていた「恐怖とか不安を感じてるときにはゴーサインだよ」という言葉です。
誰かに見守っていてもらうことは、すごくがんばれて、勇気がでることだと思います。もしあなたが、目標に向かって頑張ったことがあったら、私をXでメンションしてポストしてください。私は必ず応援に行きます。
「カメラが好き!」から実際にプロカメラマンになるまで
2人目は、フリーランスカメラマン兼webデザイナーのあきさん。あきさんもSHElikesを活用して、好きなカメラを仕事にしました。あきさんはどうやって自分の好きを見つけたのか、カメラマンになるためにどんな努力をしたのかが語られています。それではご覧ください!
1.「好き」「得意」を理解する
あき:
自分の好きや得意が分からない方に向けて、「最高価値」の話をします。
幸運なことに、SHElikes入会直後に「最高価値」について考える公式イベントがあったんです。そこで自分の最高価値について考えました。
幼少期から可愛いものや綺麗なものを作ることが大好きでした。工作が好きで、親から「散らかしすぎ」と、いつも怒られていたんです。
大人になってからは、知り合いからお下がりのカメラを譲り受けたことと、子どもが産まれたことがきっかけでカメラを趣味で始めました。
ママ友と集まるときに常にカメラを持っていき、頼まれたわけじゃないのに、ママと子どもの写真を撮って、レタッチして送っていたんです。ただただ自分が楽しいからやっていたら、友達がとても喜んでくれて、待ち受けにしてくれたりしました。
SHEの最高価値のイベントで、これは私の最高価値なのかも!と気づき、自分のやりたいことや向いていることが明確にわかり、サクサクと物事が進みました。
みなさんもぜひ自分の最高価値を考えてみてください。
最高価値を今やっていることに掛け合わせてみる
以前、保育園の事務員として働いていたときに、園児の写真を撮って、ブログにアップする仕事がありました。子どもを撮る仕事はずっとやりたかった仕事だったので、自分から「やりたいです!」と挙手しました。
楽しかったからやっていたんです。これも、先生たちや保護者さんが喜んでくれて、とてもうれしかったです。
苦手なこと、やりたくないことがあったら手放す!
あき:
好き、得意を理解したあとは、苦手なことに注目してみてください。
私は、保育園でのブログ作成の仕事は凄く楽しくできました。しかし、事務の仕事は楽しいと思えなかったんです。そこで、ブログを作ったり、写真を撮ったり、写真を加工してデザインしたりすることだけを仕事にしたいと思うようになりました。そして、SHElikesに入会したんです。
SHElikesに入会し、好きなことを仕事にして、生き生きいる人が沢山いることに衝撃を受けました。「働く=辛いことも我慢」という考えがあり、好きなことだけを仕事にするって甘えなんじゃないか?とさえ思っていました。
「好きなことを仕事にする生き方もあっていいんだ!」と背中を押され、事務員を辞めることを決意しました。
辞めるリスクはあります。しかし、手放すことで新しいものが舞い込んできます。事務員を続けていたら、現在のカメラマンの仕事はできてなかったので、思い切って辞めてよかったと思っています。
2.SHElikesでやったこと
あき:
SHElikesでやってきたことは3つあります。
1)イベントに参加しまくる
リアルタイムで活躍している方や先輩シーメイトさんのお話からは、勉強の方法から人生についてまで、さまざまなことを学びました。最初に話した「最高価値」の話もSHElikesのイベントからです。
2)シーメイトさんと交流
人見知りですが、イベントの交流会にマイクONかチャットで積極的に参加していました。行けるときは拠点でのコーチングなど、オフラインイベントにも参加しました。
気づいたら、たくさんの友達や仲間ができていたんです。この繋がりが、今、お仕事にどんどん繋がっているという、うれしい現象が起きています
3)ドリームマップを具体化し、デスクトップの画面にカスタマイズ
SHElikes入会直後から、コーチングを毎月必ず受けています。目標を立てただけではすぐ忘れてしまうので、強制的に毎日見られるよう、ドリームマップと目標シートをデスクトップの画面に設置しています。
ドリームマップには、写真を入れ、内容もなるべく具体的に書いて、なりたい姿の解像度を上げています。このおかげか、去年作ったドリームマップを見返したら「仕事」の欄は全て叶っていました。
3.仕事に繋げるためにSNSを整えた
あき:
みなさんにとってSNSはどんな存在でしょうか?
私は、SNSはその人の人柄、できること、やりたいこと、作品などが盛り込まれた、現代の履歴書だと思っています。SNSのタイムラインからすでに面接は始まっています。そのため、仕事に繋げるためにSNSを整えました。
4.プロになるためにやったこと~「正しい努力」をする~
あき:
ここまでやってみたものの、理想の仕事には全く繋がりませんでした。なぜなら、圧倒的に技術不足だったからです。
写真を撮ることを仕事にしたいと思っているにも関わらず、カメラの基礎すらよく分かっていなかったんです。持っているカメラも、安くて小さいカメラでした。技術も知識もない自覚があるから、当然自信もありません。
そんなときに、ある言葉を思い出しました。
林修先生の「正しい場所で、正しい方向を向いて、充分な量をなされた正しい努力は裏切らない」という言葉です。
プロの仕事は、お金を貰ってやること。お金を払う人に対して責任を取らなければいけない。私がカメラが好きか嫌いか、がむしゃらに努力したかなんて関係ないこと。
林先生の言葉をもとに、プロになるために自分の思う正しい場所での、正しい努力を何度も積み重ねました。
※ラブグラフとは、出張撮影サービスをやっている企業です。
5.そして、現在
あき:
正しい努力を積み重ねていくと、自分が撮る写真が見違えるほどに変わりました。そして、お仕事にも繋がっていったんです。
私は、最初から写真の技術やセンスがあったわけではありません。でも、プロになるための「正しい努力」を開始し、約5ヶ月でプロデビューすることができました。プロになりたいけれど自信が無いという方も、正しい努力を積み重ねることで必ず変われます!
まとめ
前編では、未経験からプロカメラマンになったすずりえさん、あきさんの2人のリアルをご紹介しました。
お2人とも、とんとん拍子に、好きなカメラを仕事にできたわけではありません。しかし、常にどうしたらいいかを考え、自分を見つめ、行動し続けていたからこその今がありました。
2人がシェアしてくれた内容には、私たちが今すぐにできることもあります。ぜひやってみてください!
後半では・・・
後半では、カメラでお仕事の幅を広げているフォトっこ2人のリアルをご紹介します。カメラを学ぶとこんなにも自分の仕事にも活用できるんだと驚きますよ!お楽しみに✨
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