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高知県における取水権

今ある資料では、これくらいです。

農業用水は慣例的に勝手に取水。

許可申請が必要なのは工場だと思いますが、河川水を利用している工場はおそらくほとんどないのではないかと思います。

冷却水くらいではないでしょうか。

化学工場はほとんどが海辺にあるので、冷却水はおそらく海水。
化学反応を介した製造に用いる水は上水道からの取水と思います。

化学工場に勤めていた経験からは上水道しか製造には用いませんでした。

冷却水は徳島県においては取水権を申告していくらか支払っていたのかもしれません。

農業用灌漑水を取り合うような歴史は今の所見つかっておりません。

灌漑が進んだのは高知では野中兼山が登場してからだと思いますが、藩政末期から明治政府にどう移譲したのかもわかりません。
野中兼山その人は山内の三代目に仕えています。
藩の改革に非常な手腕を発揮していますが後に一方的な方法で失脚しております。

そもそももともとの平野の大半はかなり最近まで海の底、さらには河川周辺は田畑にならない湿地帯が広がっており、取水云々より排水に困っていた歴史しかありません。






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