勝手に空想歴史 比叡山延暦寺焼き打ちと第六天魔王 S様との会話よりインスピ
織田信長の短気さを一番よく表していると思うこの史実。しかし、いきなり怒りにまかせて行ったわけではないのだそうです。
本当に突然、キレて起こしたのかと言うと、
実は最初は延暦寺に対しては交渉を行っていたと。
いろいろな方がネット上で紹介してくれてます。
(いいと思ったページのリンクが保護されているのか貼れません・・・。)
元々この時代僧兵が勢力を持ち、領民にやりたい放題だったとか。
でも信長とて仏教に一応帰依(そうとは思えないですが)している相手に対して突然敵対する立場にはなれなかったと思われます。
そこで「第六天魔王」を名乗る。調べた所では本当に本人が名乗ったわけではないようですが、なぜか宣教師であるルイス・フロイトがそのネーミングにくいついています。
仏教という宗教に対して、焼き討ちをかける決意。
それは「我は仏法に逆らう悪魔」に自らを転じることでしか成し得なかったのでは、と。
そんなふうに思ったりするのです。
延暦寺焼き討ちに抗議する立場で天台座主沙門を名乗った信玄は信長に書簡を送り、その返信にて信長は第六天魔王を名乗ったとルイス・フロイトは言っています。
ただ、第六天魔王の名乗りに関しては、
「資料はひとつしかなく、キリスト教の宣教師であるルイス・フロイスの報告書にのみ見受けられます。」(下リンク記載内容より)とのことでした。
ちなみに第六天魔王は決して人間を不幸にする存在ではなく、人間の現世の欲を叶える存在です。
ルイスは宣教の妨げになる仏教を敵視していました。
なので、それに逆らう信長に期待したのか、もしくは、信長の中に「魔王」を見たのか、それはルイスにしか分かりません。
なんか、調べたりしているうちに最初のインスピレーションから離れていったようで、ごめんなさい。
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