雨の日には頭痛でロキソニンがよく売れる
内科医, 集中治療医の優子です。
今日は雨です。最近雨がふることが多いですね。結構雨の日なんかは内科の外来に頭痛の患者さんの受診が増えたりするんですけど, 雨と頭痛って関係あるんでしょうか?
いくつか興味深い研究がありますので紹介しましょう。
①雨の日はロキソニンの売上がよくなる
これは日本の静岡県のドラッグストアーチェーンでのロキソニン(頭痛によく使われる鎮痛薬)の売上と気象条件を調べた研究です。
この研究では ロキソニンの販売量が気圧の低下, 降水量の増加, 湿度の増加との関連がしめされています。そして, ロキソニンの購入理由は頭痛に対してが一番多かったです。
②片頭痛はわずかな気圧の低下で頭痛の頻度が増加する
これも日本の研究ですが、慢性的な繰り替えす頭痛の一種である片頭痛は, 大気圧が標準の1013hPaからわずか6-10hPa下がったときに頭痛発作が増加したというものです。
調べてみると面白い研究があるものですね。
だから, 雨の日は頭痛の受診が増えたわけですね😊
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一般的によくみられる頭痛に関しては以下を参考にしてください。
すぐに病院を受診すべき, 危険な頭痛に関しては
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