発達障がい児への接し方ガイド:叱るタイミングとパニック対処法
こんにちは。ここでは、オンラインセミナーの主要なポイントを簡潔にまとめています。
自己紹介
私自身も発達障がいの子供を育てています。子育ての経験と医療従事者としての知識を活かし、自分の考えをお伝えします。
発達障がいとは?
発達障がいは、脳の機能障害により典型的な発達とは異なるペースやかたちで成長します。文部科学省によると、クラスに約6.5%の割合で見られ、原因は遺伝的要因や生物学的要因など様々です。決して、親の育て方が原因ではないです。適切な関わりや環境調整によって行動の改善が見られることが多いです。
叱るべき状況とその方法
発達障がい児に対する叱り方は、以下の状況に限定すべきです。
自分や他人を傷つける恐れがある行動
道徳や社会のルールに反している行動
人間関係を壊してしまう行動
叱る際は、短い言葉で具体的に伝え、親の感情はひかえめに、無表情で伝えることが重要です。例えば、室内で走っている子供には「ダメ!」「走らない!」ではなく、「歩きます」などと繰り返し伝えます。子どもへの声かけはやってほしい行動を具体的に伝えましょう。
パニック時の対応
子どものイメージしていた予測と現実が違ったり、叱られることでパニックになる子どももいます。対応としては、親が落ち着いて子供の言動に影響されないようにすることが大切です。子供が安全な状況なら親は子どものいる部屋から離れるなど物理的な距離を取り、親が冷静になる時間も必要です。パニック時には「残念だったね」「嫌だったね」と感情を言葉で表現し、共感してあげましょう。
最後に
セミナーでは、これらのポイントをさらに詳しく解説し、具体的な対策や事例を交えてお話ししました。子育てが少しでも楽しくなっていただけたら幸いです。
オンラインセミナーですが、お陰様で13名の方のご参加いただきました。
アットホームで、気さくに話し合える会でした。
質問もたくさん出ました。
ありがとうございました✨
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