かわいいを具体化すると?
こんにちは。グラフィック&Webデザイナーの川口優子です^ ^
「ART&COPY」講座も4回目。
今回は、アートディレクターの小杉幸一さんのお話を伺いました。
私は以前、「アートディレクター養成講座(ARTS)」で小杉さんの授業を受けたことがあり、その時から、小杉さんの考え方や仕事への姿勢に影響を受けています。
“ブランディングは人格をつくること”と言われますが、その具体的な方法を教えてくれたのは小杉さんです。
スイッチ50オン
今回の課題では、ペアと一緒に、世の中を少し明るくできるようなアイコン「スイッチ50オン」を作りました。アウトプットとしては、自分がつくったアイコンをダウンロードして誰でも使ってもらえるようにしたり、LINEスタンプにして活用してもらったり、後は、そのアイコンたちをインスタのストーリーなんかで広報できるように、動画にまとめたりしました。
▼スイッチ50オン
https://g28-lastdance.jp/portfolio/3160/
アイコンをつくるにあたり、意識したのは配色です。
「かわいい色にしたいなぁ」
ARTSの小杉さんの講座で、色でどう人格を表現するかも学んでいたので、今回、しっかりそこを作り込めるかどうかが、私のポイントでした。
かわいいを具体化する
「かわいい」といっても、そのイメージは人それぞれです。
それがどういう種類のかわいいなのかを、かわいいの種類を具体的にしていくことで、明確化します。
▼かわいいを具体的に考える
・大人っぽさがあるかわいい(子どもっぽさはいらない)
・ファッションに興味がある人が好きそうなかわいい
・夏だし、軽やかな印象のあるかわいいがいい
...etc
そうすることで、配色を絞っていくことができます。
今回は、悩みに悩んで下記の5色+黒にしました。
色が絞りきれず多くなってしまいましたが笑、色味は減らしたので、カラフルで子どもっぽい印象にはなっていないはず! 私的には、よしです◎
具体化はアウトプットへの自信につながる
具体的にすればするほど、選ぶデザインは明確化され、自信を持って人格に落とし込んでいくことができます。
「黄味っぽいシアンの方が好きだな」
「真っ黒だと濃いからちょっと薄くしておこう」
という感覚ではなく、
「春の軽やかなイメージを出したいからシアンにあと5%イエローを足そう」
「真っ黒では印象が強くなりすぎるので、10%落とそう」
と、具体化に合わせた落とし込みにつながります。
もちろん、これをするには知識や経験が必要なのですが、これはまあ、努力していく他ありません。。。(まだまだ頑張らねば!!)
もっと自信をつけるために
アートディレクターとして、いいビジュアルをつくることが人生の目標!
その目標に改めて気付かせてくれた小杉さん。たくさんのものを見て、触れて、感じて、それをアウトプットして、どんどん精度を高めていく。
何より、自分のために。
いろいろ考えることができた課題でした。
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宣伝会議「コピーライター養成講座「ART&COPY」コース 阿部広太郎クラス」受講(2021)
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