クライアントとつくりあげるということ
6回目の「ART&COPY」講座。今回は、CMプランナーの鈴木智也さんのお話を伺いました。この講座の醍醐味でもある、「アート生とコピー生が組んで課題に取り組む」こと。この「組む」ということについて、実例を交えながら、あらゆる視点からお話しいただきました(どれも新鮮で納得する内容ばかり!!)。鈴木さん、本当にありがとうございました!!。
「組む」についての一例として、「クライアントとの関係」についてもお話ししてくださいました。講義を聞いて、わたしなりに感じたことをまとめてみました。
クライアントとの距離感
今、わたしが仕事をしている環境は、クライアントとの距離感がとても近いです。企業や行政、個人でされている方など、直の案件がほとんどです。
「どのようなものがつくりたいですか」
「予算はどれくらいでしょうか」
クライアントが望んでいることを直接ヒアリングしながら、無理のない範囲でより良い方向性を探っていきます。特に感じている強みは、お客様の反応をそのままデザインに活かせること。微妙なニュアンスまで反映できるので、お客様の満足度を高めることができます。この距離の近さは、一旦味わうと抜け出せません笑
クライアントと一緒に、という姿勢
クライアントの信頼を得るために、わたしはまず、望まれていることプラスαの提案をするようにしています。
「思い通りのデザインが上がってきた」
「想像以上の提案をしてくれた」
誠心誠意取り組んだ結果、満足してくれるお客様は多いです。
ですが、最近よく思うのは、こちらから提案するだけでなく、お客様と一緒に試行錯誤していった案件は、お客様の満足度がより高くなるのではないか、ということです。
「こういう見せ方がしてみたいんだけど」
打ち合わせの時、そう話してくださるお客様が増えてきたように感じます。わたしは、これはとてもありがたいことだと感じています。もちろん、こちらで提案できる最大限のことはやります。ですが、お客様自身が「こうしたい」という意思表示をしてくださることで、デザインの方向性を明確化できます。
お客様と双方向のコミュニケーションを取りながら企画を進めることができれば、それは、より価値のあるデザインを生み出すことにつながるのではないでしょうか。
クライアントと心でつながること
デザインは、納品して終わりではないと思っています。納品後、実際にお客様が日々使っていく中で、機能していくものです。双方の思いを反映させて生み出したデザインは、2倍も3倍も、機能していくと感じます。お客様自身も、きっと、愛着を持ってデザインに触れてくれると思うのです。
ただ信頼を得るだけなく、共通の思いを持ってデザインに取り組み、心でつながれること。
クライアントとそんな関係を築けたら、よりよいデザインが生まれていくのではないかと信じています。
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最後に。
今回、課題は散々でした。検証が足りなかったというよりは、課題にかける時間がそもそも少なかったことを猛省しています。向き合う時間が足りないと、なんだかんだ、いい結果は生まれないのかもしれません。。。
次は頑張ります!!!
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