見出し画像

【第1章】グローバル女子への道①:グロ女&ドメ女って?


突然ですが、あなたに質問です。「世界できらめくグローバル女子」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?

 オシャレなハイヒール。
 サラサラのロングヘア。
 きりっとしたスーツ。
 エルメスのバーキン。
 真っ赤なネイルと口紅。

Sex and The Cityなどのアメリカンドラマや、最新のハリウッド映画で観るような、ニューヨークの五番街を颯爽と闊歩する、オシャレでカッコいい女性が思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか。

では、実際に世界で活躍している日本人女性達はどうでしょう。もちろん、まさしくそんなイメージそのものといったステキなワーキングウーマン達もたくさんいますが、現実にはそうでもない(といったら失礼?)な方も、山ほどいます。

未だに苦手な英語をなんとか駆使しながら、任されたビッグプロジェクトをチームメンバーと共に必死で進めていく、20代の出向女性社員さん。

最近彼氏とケンカばかりでメンタルがボロボロなのと言いながら、夜間の大学院に通い、いつかは叶えたいという米国公認会計士の資格勉強を頑張っている、30代のフリーランス女性さん。

夜中3時まで泣きわめく我が子をなんとか寝かしつけたあと、エスプレッソダブルのスタバコーヒーを片手にフラフラ出社してくるママさん。 

オシャレなハイヒールも、きりっとしたスーツもありません。でも、皆ひとりひとりが自分らしく、イキイキと新しいことに挑戦しています。

「グローバル女子=世界を股にかけたバリバリのキャリアウーマン」と思う方も多いかもしれません。でも、そうじゃなくていいんです。等身大の自分でいいのです。自分らしく、イキイキと、笑顔で自信を持って、あなたらしく輝いていきませんか?

グローバル女子・ドメスティック女子とは

まずはじめに、グローバル女子ドメスティック女子について、定義しましょう。

英語をかじったことがある方なら、もうピンと来ているかもしれません。そう、英語でグローバル(Global)「国際的・世界的」、ドメスティック(Domestic)「国内的・家庭的」という意味です。

では、グローバル女子は「国際的に世界で活動する女性」で、ドメスティック女子は「国内で家庭的に活動する女性」なのでしょうか?答えはYESでもあり、NOでもあります。本記事では、世間一般に認知されている「国際的・国内的」という意味でグローバル・ドメスティックと分けるだけでなく、それぞれのマインドにも踏み込んでいきます。

それぞれの女子達へ親しみを込めて、グローバル女子グロ女ドメスティック女子ドメ女と表記していきましょう。

● グローバル女子(グロ女)の紹介

まず、グローバル女子(以下、グロ女と表記します)について説明しましょう。

この女子達は、世界や海外を目指したい、今自分が置かれている状況に甘んじず、新しい世界に挑戦してみたいという意欲のある人達です。必ずしも常に自信に満ち溢れているわけではありませんが、不安ながらも何か新しいことにチャレンジしてみようという意思のある女子達です。海外や世界に視野を広げ、自らを取り巻く環境以外にも目を向け、見聞を広げてみようと考える傾向にあります。

● ドメスティック女子(ドメ女)の紹介

では次に、ドメスティック女子(以下、ドメ女と表記します)について説明しましょう。

この女子達は、今自分が置かれている、それなりに居心地の悪くない環境にとどまり、安住している人達です。全体的に受け身志向で、何か新しいチャンスが来ても「でもどうせ私なんて」が口癖。自分に自信がなく、常に楽な選択肢を選びがち。現状に甘んじてやるべきことを先延ばしするのが、ドメ女の特徴です。結果として、自分がそれなりに心地よく過ごしている今の環境以外の場所には目を向けず、現状維持を好む傾向にあります。前の「はじめに」で触れたような、「英語が苦手だから大学は国文科を受けよう」といった、私のようなメンタリティーがいい例ですね。

1点誤解がないようにしておきたいのですが、必ずしも海外に住んでいる女性が全員グローバル女子、日本に住んでいる女性が全員ドメスティック女子というわけではありません。

日本にいても「新しいことに挑戦してみたい」という意欲のある方はたくさんいますし、その逆も然り。物理的に国外・国内にいるかというよりも、新しい世界や環境に挑戦する意思や意欲があるか、現状に甘んじていないか、というマインドがキーになります。

あなたは今、グロ女・ドメ女のどちら?
自分を振り返りながら、読み進めてみて下さいね。


では、なぜ今、グロ女なの?次のページへと読み進めてみましょう ↓ ↓


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?