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「売れる人、売れない人④」

では、はちどり裕子は
輸入家具屋の飯(接客業の飯)はうまかったのか、
と聞かれたなら
残念ながら「うまくなかった」のです。

私はその家具屋では劣等生でした。

いちばんの原因は
販売員として
持っていてはいけないものを持っていた
からです。

売り場に立つ人間が
持っていてはけないもの。

それは迷いです。

迷いを持つのは人の勝手、
その人の事情なのですが、
持っている限りは結果は出ない。
望む売り上げは
上げられないでしょう。

「わたし、この職業に
向いてないんじゃないだろうか」

「もっといいところが
あるんじゃないだろうか」

そんなことを
常に心のどこかでくすぶらせている人間に
スカ―ッとした接客など
できるわけがない。

迷いは躊躇いを生むものです。

その躊躇いは目には見えなくとも
相手=お客には
必ず通じてしまうものです。

「ここで生きていく」

「自分が働くのはここしかない」

「この店がたまらなく好きだ」

そう腹を括った人間は強い。
そしてそういう強い人間こそが
売り上げを上げていく販売員になります。

迷いを捨て、覚悟を決めてその場所で働く

これが売れる人になる第一歩です。


ー 続く ー

* 続きはこちらから♪
「売れる人、売れな人⑤」

* この前のお話はこちらから♪
  ↓  ↓  ↓
「売れる人、売れない人③」
「売れる人、売れない人②」
「売れる人、売れない人①」


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