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グローバルマインドのメリットとデメリット

これはあくまで私個人が感じている内容です。

私は子供の頃から割と発想が変わっていた自覚はあるのですが、家庭や学校や社会のルールでそれが抑圧されていたようにも思います。それが、海外に出てみると別に異常値ではなかったことを認識し、今までは引っ込み思案で自信なく無口でいたのが、きちんと伝えるというスキルを身に付けることが出来ました。

また、異なる文化背景を持つ相手に対して、齟齬なくお互いの理解をしながらコミュニケーションを取り、仕事を円滑に進めるという事も経験しました。異なるものを認める楽しさを感じていたように思います。

7年の年月を海外で過ごし、英語での仕事や交渉、英国のMBAプログラムをオンラインで学習するという挑戦もして、世界中の人たちと触れ合うことでいろいろなことを学んだように思います。まさに、ダイバーシティーの宝庫です。

そして、転勤で日本に帰国した今、どうしても苦しく感じてしまうのが、同調圧力や異物排除のようなコミュニティー。もちろん、社会で暮らしている以上、ある程度の協調性は必要だとは思うのですが、異なる人や考えを受け入れない風潮がグローバルマインドの人にとっては至極つらいものとなっています。結果として、そういう所には近寄らない。という行動になっているように思います。

東京は日本で一番のグローバル都市と思っていたのですが、実態はそうでもないのかも知れない。そんな風に感じることもしばしばです。これは都市が云々ではなく、やはり街は人が作るということなのでしょうね。

話は変わりますが、感覚がグローバル化したが故にローカルコミュニティーが居心地悪くなっている身としては、声のSNS、クラブハウスが新たな居場所探しにとても役立ってくれています。
最近居心地が良くて部屋が立ち上がればいつも顔を出しているのが、海外VCパートナーのお部屋。タイトルは日本語なのに会話は英語で、その理由はホストが日米ハーフでアメリカ育ちである事から、日本語が不得意ということでした。勝手な推測ですが、私が感じるような海外帰りの人の居心地の悪さというのは、帰国子女や両親の国籍が異なる人達も感じているのではないかなと思います。

グローバルという言葉だけが独り歩きし、体裁だけ何となくダイバーシティーという環境が、本来の意味合いに到達するのにあと何年かかるのだろうな。なんて思ったりします。コンフォートゾーンから出るチャレンジは続けていますので、ゆっくりと居心地の良い仲間を広げて行けたら良いなと思っています。

以下、告知です。3月6日(土)22時よりグローバルな仲間とクラブハウスのルームを開きます。ご興味がある方は是非いらしてくださいね。

https://www.joinclubhouse.com/event/xV7zpzqD


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