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2024年3月25日、天秤座満月(月蝕)。年末の景色を変える鍵になる!

 2024年3月25日、天秤座で月蝕を伴う、満月が起こります。

 月蝕とは、太陽・地球・月がこの順で一直線に並び、月が地球の影に入ることで、月の一部もしくは全部が欠けて見える現象のこと。

 今回は半影月蝕(※1)とのことで、少々見た目的にも気付きにくく、日本では観測が難しいようです。

 このちょっと"特別な"天秤座満月が、私たちにどんなことをもたらしてくれるのか、星から読み解いてみたいと思います。


1.  今回の“特別な”満月の意味

 満月は、月に一回程度やってくる、前回の新月で蒔いた種の「収穫」「見直し」「手放し」のとき。

 月蝕を伴う満月となると、年に二回ほど。ゆえに、得られる収穫や軌道修正具合が少々大ものになり、半年に一度の節目とも言えます。

 また、月蝕は、ドラゴンヘッド(※2)側で起こるものと、ドラゴンテイル(※2)側で起こるものがあり、今回は後者。

 ドラゴンテイルは「過去からの習慣、執着」などを意味します。

 つまり、半年前2023年10月15日、金環日蝕を伴う天秤座新月の頃から向き合っていることで、行き詰まりを感じるなら、過去から手放せずにいた執着を思い切って手放してみることが鍵となる、そんなタイミング。

2.  今回の天秤座満月がもたらすもの

 いつものように、天体の位置からも見ていきましょう。

 今回の満月は、天秤座5度(数え度数6度)で起こります。サビアンシンボル(※3)では、「男の理想が多くの結晶に変わる」

 これは、自分の心からの望みが形になっていく中で、自分の内側と外の世界との繫がりを感じられるようなとき、を意味します。

 一方、満月を一緒に作る太陽は、牡羊座5度(数え度数6度)。サビアンシンボルでは、「一辺が明るく照らされた四角」

 こちらは、理想を思い浮かべ、それのみを考え、積極的に集中して進んでいくことを意味します。

 そこに、水瓶座冥王星が、調停の角度に位置しています。

 併せて読むと、理想に向かってやってきたことが、それなりに形になってくるかもしれない、でも一方で、少し俯瞰的な視点で見ると、まだまだ積極的に取り組んでいくことがあるよ

 さらに言ってしまうと、月蝕のテーマである、「今やってること、全部やる必要ある?」と、当たり前のようにやり続けてきたことに疑問を投げかけてくれています。

3.  さいごに・・・

 今回の月の位置は、先日読んだ、2024年春分図(※4)の「一年の向かう先」を表すMCと全く同じ度数。つまり、サビアンシンボルも同じ。

 今回不要なものを切り捨て、再調整していけるかどうかで、2024年の結果は変わってくるといっても過言ではありません。

 この天秤座満月は、半年前から向き合ってきたことに、いったん一つの答えが出るタイミング。

 みなさんは、何か心当たりありますか?

 一段高い視点で、再調整していきましょう!

 きっと2024年末での景色が違ってくるはず♪

 どなたにとっても、この特別な天秤座満月が素晴らしい節目となりますように!


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(※1)地球の影は太陽光が届かない本影と、太陽光の一部が届く半影の二種類あります。今回は半影月食ということで、月が地球の半影に入り、月食と言ってもうっすら月が見えるようです。

(※2)ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは、「月の軌道である白道」と「太陽の軌道である黄道」の交差点のこと。天体ではなく、黄道上のポイントです。

(※3)サビアンシンボルとは、ある女性詩人のチャネリングをもとに、12星座1度1度の意味を詩文のようなキーワードで表現したもので、のちに、占星術家によって、研究が進められ、体系化したと言われています。

(※4)2024年春分図の記事はコチラです。


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