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2024年4月24日、蠍座満月。信念を守りつつ新たな道へ!

 2024年4月24日、蠍座で満月を迎えます。

 満月は、前回の新月(※1)で撒いた種の「収穫」「見直し」のとき。

 今回の蠍座満月が、私たちにどんなことをもたらしてくれるのか、星から読み解いてみたいと思います。


1.   今回の蠍座満月の意味

 今回の満月は、蠍座4度(数え度数5度)で起こります。

 サビアンシンボル(※2)では、「大きな岩場の海岸」。
 これは、岩のように、現実に対して、なかなか諦めない気持ちを表しています。

 自分の中の、岩のような“信念”。
 それを拠り所にして、どんな荒波も乗り越えていく覚悟をする
、そんな意味を持ちます。

2.  今回の蠍座満月がもたらすもの

 それでは、他の天体との位置関係からも、読み解いてみましょう。

2-1.  太陽、冥王星の位置から読む

 今回の満月を真向かいで一緒につくる、太陽は、牡牛座4度(数え度数5度)。

 サビアンシンボルでは、「開いた墓の前にいる夫を亡くした妻」。

 これは、さんざん掘り尽くして、もうこれ以上、何もないと知り、気持ちを切り替えて、新しい方向へと向かう決意をする、そんなシンボル。

 上記満月と併せて読むと、諦めたくない信念と、一方で、さんざんやり尽くして、新しい方向へ向かうしかないという決意を表します

 そこに、「破壊と再生の星」冥王星が葛藤の角度で刺激し、

 信念をまげるのではなく、信念を向かわせるベクトルを変えるだけなんだ、そこから新しい道が拓けてくる、そんなメッセージを伝えてくれています。

2-2.  火星と海王星、木星と天王星から読む

 さらに、この蠍座満月のタイミングで、火星と海王星が魚座でピッタリ寄り添っています。

 夢や理想を具現化する、という壮大な目的に向かって、情熱やモチベーションを高めていけそうです。

 また、先日から牡牛座で重なっている、「発展と拡大の星」木星と、「変革の星」天王星(※3)。

 引き続き、自分の想定を超えたチャンスにも恵まれる、と言えます。

3.  さいごに・・・

 自分の“信念”って、なかなか扱いが難しいですよね・・。

 どこまでこだわっていいのか、だんだん自分でも分からなくなってしまうことも(笑)。

 今回の蠍座満月は、他の天体の力を借りて、コアな信念を守りつつ、新たな道へ切り替えていく、そんな後押しがもらえそうです。

 どなたにとっても、この蠍座満月が、素敵なタイミングとなりますように!


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(※1)前回の牡羊座新月の記事はコチラ。


(※2)サビアン度数とは、サビアンシンボルの度数のこと。サビアンシンボルとは、ある女性詩人のチャネリングをもとに、12星座1度1度の意味を詩文のようなキーワードで表現したもので、のちに、占星術家によって、研究が進められ、体系化したと言われています。

(※3)2024年4月21日の天王星と木星の重なりについての記事はコチラ。


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