あ、’東京’を閉じ始めた。〜東京→長野 移住まであと少し〜

ここ数日、引っ越しに向けて断捨離を続ける中で
大量の漫画やプラモデルをまんだらけに売りに行ったり
お墓参りに行ったり
義両親へ会いに行ったり
息子は親友宅で二泊お世話になり
昨日は私の親友も駆けつけてくれた。

東京で借りる最後のレンタカー。

「ここの通り、昔バイクで散々走ったなー」
「あ、元カレの家ここからすぐじゃん」(もう住んでないけど)
「駅前のこのごちゃごちゃ感を見ることも、きっともうないんだな」

などと色々と寂しさや懐かしさ
胸がきゅーっとなるような気持ちを味わうような偶然(必然)がめじろ押しで

あー閉じ始めてる。

と思った。

この気持ちを感じ切って、私たちはゆくんだな。

長野への移住を猛スピードで決断し
これまで前しか向いてこなかった。

 長野楽しみだね
 あそこも行こう
 買い物もできる
 車があるのいいよねぇ

などとポジティブなことばかりで
ここ(東京)からいなくなるということを
しっかり見ていなかった気がする。

昨日会いに来てくれた私の親友は
シングルマザー時代に3人でイタリアにも沖縄にも行った仲。
息子も彼女が大好きで
昨日は「泊まっていけば?」としつこく食い下がっていた。笑

それをいなした夫の言葉に、いよいよ泣き出してしまった。

そうか、この子は泣きたかったんだな。
タイミングがあってよかったね。

大好きなお友達の家にお泊りして
それから大好きなじじ、ばばと東京でのお別れ。
連日、大好きな人とのお別れを噛みしめる機会が訪れて、一気に寂しくなったようだ。

また会えるし、長野にも来てくれる。
それでも、物理的にいつでも会える距離じゃなくなることが
どうしようもなく寂しくなったのかもしれない。

ちゃんと感じて、この寂しさを味わい尽くして
長野にいこう。

あとは幸せ
もっと幸せしかないから。

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