やりたいことは、正確に伝えよう。
突然ですが、やりたいことを、ちゃんと周りに言えていますか?
いろんなニュアンスの「ちゃんと」があると思いますが、今回のちゃんとは、「正確に」という意味合いです。
誰にとって正確かというと、自分の素直な心に対してです。
それは、「ちょっと違うんだけど、似ていること」を伝えるのでも、ダメなのです。
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改めまして、こんにちは。すたーとあっぷきっちんの木村と申します。
私は、「自分のお菓子/パン/お料理を作って売りたい!でも、それには自宅とは別に、保健所の許可を取った厨房がいる...自宅のキッチンしかない...困った...」という方々で、「保健所の許可を取った厨房をみんなで共同で使おう!」というシェアキッチンを運営しています。
コワーキングスペースのキッチン版です。
そんなシェアキッチンにまつわる、先日あった「言っときゃ良かった話」をひとつご紹介します。
「シェアキッチンやってます」でなく、「レンタルキッチンやってます」
先日、普段とは異なる新しい場に行ったのですが、その時の自己紹介で...
「お菓子を作って売れるレンタルキッチンをやってます」
と言いました。
今までは割とどこへ行っても、「シェアキッチンやってます」と言ってきたのですが、なんとなくこの日この場の空気感から、「シェアキッチン?何それ?」といつも以上に???な雰囲気になるのでは...と感じたためです。
言い訳としては、この日自分に与えられた持ち時間が少なく、「シェアキッチンとは...」と説明してる時間がないかなーと思ったので、シェアキッチンという言葉よりは市民権を得ていると判断した「レンタルキッチン」という言葉を使いました。
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その後、友人から「レンタルキッチンとシェアキッチンでは、言葉から受ける印象が異なるよね」と指摘してもらって、
「確かにそうだあああああの時ちゃんとシェアキッチンと言っときゃ良かった...」
と、悶絶としたのです。
(レンタルキッチン 、シェアキッチンという言葉を初めて聞く方には同じ印象を受ける言葉かもしれませんが、)シェアキッチン業界にいるものとしては、
レンタルキッチン:単なる部屋の貸し借り。貸主と借主。それ以上でもそれ以下でもない。また、保健所の許可を取っていないキッチンの貸し借り。
シェアキッチン:ある程度限られたメンバーでキッチンを共有する印象。運命共同体。また、保健所の許可を取っているキッチンの貸し借り。
という感覚で使い分けをしています。
言葉としてはレンタルキッチンの方が古く、シェアキッチンは割と最近の言葉です。
レンタルキッチンよりシェアキッチンの方が血が通っている感じがする。
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レンタルキッチンとシェアキッチン。
言葉にすると少ししか違いませんが、相手に与える印象は異なるようです。
小さなことから気をつけていきましょう。
さて、あなたのやりたいことは?
やりたいこと、正確に表現してみましょう。
相手の理解度を勝手に推測して勝手に寄り添うのではなく、自分に素直になる。
家族や友人に言う、同僚に言ってみる、Twitterでそっとつぶやいてみる。
さあ。
作り手さんのお菓子を購入したり、きっちんの設備投資、他レンタルキッチンさんの調査に使わせて頂きます。 「この予算でお菓子詰め合わせ欲しい!」という方がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください^^