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双子ママ 脱ペーパードライバーへの道(2)

私が申し込んだペーパードライバー向けのドライビングスクールは、「女性向け」をうたい、補助ブレーキ付きの教習車で出張してくれるというところ。ネットで見積もり依頼をすると20年のブランクがある場合は、100分間の教習を3回~5回の受講が望ましいとのこと。女性講師が担当してくれることになった。

1回目:品川駅で待ち合わせ後、自分の運転の目標(広い公園に子どもを連れて行きたい、余裕ができたら群馬の実家まで運転できるようになりたい)を伝える。交通量の少ないブロックをひたすらぐるぐると左折と右折の練習。
2回目:品川駅で待ち合わせ後、交通量の少ないエリアを走行し、車線変更、左折、右折の練習。
3回目:大田区の自宅前で待ち合わせ後、自宅周辺の幹線道路を走行。環七を走ったり、より実践的。

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この間に、教習予約日の前々日に風邪で発熱というアクシデントあり、やむなく2回分をキャンセルすることに。(キャンセル料、高かった~!)なかなか再予約ができず1ヶ月くらいブランクが空いてしまう。
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4回目:自宅前で待ち合わせ後、五反田TOCへ行き、駐車の練習。
5回目:自宅付近のカーシェア駐車場で待ち合わせ後、カーシェアのクルマ(簡易補助ブレーキを付けて)で近所を走行。自宅マンション前の停車とカーシェア駐車場の出し入れを練習。

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たいていの受講者の場合、ここでレッスン終了となるそうだが、先生にはっきりと「これではまだ一人で運転するには不安です。あともう1回やっておいたほうがいいです」と言われて、一人で運転できる自信がなくその通りだと思いつつも、さらにお金がかかってしまうことにとても自己嫌悪に陥る。次のレッスンまでに、一人で2、3度、1時間ずつカーシェアを借りて、駐車の練習をする。
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6回目:自宅付近のカーシェア駐車場で待ち合わせ後、カーシェアのクルマ(簡易補助ブレーキを付けて)で、品川シーサイドのイオンに駐車、ガソリンスタンドのセルフ給油、カーシェア駐車場に駐車。

以上、約2ヶ月半で、レッスンは終了となった。

スクールにかかった費用:115,500円 (2回分のキャンセル料を含む)

チーン...
育休手当で生きている身には結構高額... もう絶対にこれを無駄にしてはならぬと自分に言い聞かせて、忘れぬようにここに記しておく!

さて、20年前の地方の教習所と比較してなにが違ったかというと、
- 先生(女性)は、大事なコツを分かりやすく教えてくれた。特に女性のペーパードライバーにとって難易度の高い駐車も根気よく丁寧に教えてくれた。(田舎のおじさん教官は口も悪いし、高圧的で、常に緊張してしまった覚えがある。)
- 出張型なので、受講者の自宅付近のよく使う道や駐車場で練習でき、より実践的。変則的な車線や信号のことも、ガソリンスタンドの入り方、セルフ給油のやり方も教えてもらえた。

ということで、コストは安くないが、全体的には、受講してよかったと思っている。やっぱり信頼できるプロの先生の監督の元、補助ブレーキ付き、もしもの場合の保険付きで練習できたのは、安心安全。そして、5回目に先生にダメ出しされたのが、私にはいい薬になった。それまでは、やさしい先生のアドバイスを常に期待してばかりだったので、自分で考えてクルマを動かさなきゃいけない、自分で駐車を完了しなくてはいけない、誰も頼れないんだと改めて気づき、自主練をする気になった。カーシェアのクルマを初めて一人で動かし、ひたすら近所の一角をぐるぐるしながら、なんども駐車。一発で入れることはなかなかできないけれど、修正して入れることはできるようになった。バックモニターのおかげというのもあるけれど。その練習を通じて、やっと恐怖心がなくなったように思う。誰にだって、初心者時代はあるさ。メンタルの持って行き方って大事。ということで、無事に6回目で終了した。

この間、双子の子守を引き受けてくれた夫にも感謝しかない。子どもと離れて新たなチャレンジをする時間をくれてありがとう。

さて、家族を乗せる前に、まずは一人で練習ドライブに行くぞ!(またも子守をお願いすることになるんだけどね...)

(つづく)



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