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【アマン東京】“大人”なわたしになることができる場所(前編)

30代になり、日々忙しなく働く中でふと思うこと。
誰にも邪魔されず、騒音もなくゆっくり過ごせる場所で過ごしたいな。
なんというか、定期的に自分を調える場所に行きたいと思うように。

そんな時は南の島へ・・と行きたいところだけど、今月はそんなに遠くには行く時間もないし、東京のダイナミックさは居心地が悪いわけでもない。東京の夜景を見ながら、「あぁ、頑張ってるな、私」ってちょっと浸ってみたかったりもする。

そんな時に、「動」の街東京で、「静」を味わえるちょっと大人な空間を探して、たどり着いたのが「アマン東京」。

初めて訪れて、気に入りすぎて1ヶ月半後に再訪するという、自分でも驚くほどトリコになった場所をご紹介します。

背伸びした気分になるロビー

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1階の車寄せでスマートに出迎えてくれたドアマンの方にチェックインだと伝えると、エレベーターを案内され、直通で33階へ。ちなみに1階でスーツケースは預かってくれて後ほどお部屋に運んでくれました。

エレベーターから降りると、フロントの方が「○○様ですね、お待ちしておりました」と名前を呼んでお出迎え。ドアマンの方が伝達してくれていたのですね。小さなことだけれどwelcomeされている感じで嬉しい。

アマン東京はフロントカウンターではなくロビーにある席でチェックイン。手続き中からゆったり雰囲気を味わえるのも嬉しいところ。
和紙で覆われた美しく透明感も感じられる天井のデザイン。天井、高いなあ・・30mあるそうです。明るすぎず、シックな雰囲気が私好み。

ちなみに、アマン東京のデザインのキーワードは、「伝統の日本家屋」「自然」「空間」「照明」「縁側」「素材」。
素材は「木」「和紙」「石」をふんだんに使っているそうです。

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ロビーラウンジの奥には東京の街を見下ろせる大きな窓。ラウンジで過ごす方も落ち着いた雰囲気の方が多くて、このフロアにいるだけで、すっと背筋がのびます。ぐだーっとは、できないですね 笑。

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夜はまたぐっと雰囲気が変わります。個人的には日中より夜の雰囲気が好みかな。ちなみに、サンセットの頃はラウンジ窓側の席がとれないほど大人気。

泊まるのはちょっとハードル高い……という方はまずはラウンジから挑戦、もあり。(後編でレポします!)

チェックインでは、フロントのお姉さんが対応。なんでしょう、付かず離れずというか、過度に丁寧親切!という感じではない、スマートさ。大人ステイをもとめる方には良い感じだと思います。

コロナ対応ということもあるのか、封筒の中に罹患した場合なども含めた同意書や注意書きから、1人一つずつマスクとマスク入れをいただきました(ぺらっぺらじゃない使い捨てマスクでさすが。)

ルームサービスメニューやスパなど館内案内のQRコード表も。あまりみんなが触れるような紙ツールを使わないように配慮されているようです。

ちなみに1回目に滞在したときは朝食メニューもQRでしたが再訪したときは紙でした。さすがに選択項目が多いから紙の方がわかりやすい…というのは初回に感じたので変わって良かったです。

今まで出会ったことのない「オトナ」な部屋

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今回案内いただいたのは37階。客室は35階から38階まで。どの階でも十分な高さですよね。普段こんな階数で過ごすことなんてないよなぁと、よく考えたらプチ感動。

お部屋に向かう通路も気の温もりを感じつつもどっしり、重厚感があります。ペラペラ感がない…隣の部屋の物音が聞こえてこなさそうだなぁと容易に想像できました。

デラックスルームと景色

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今回滞在したのはアマン東京の中で1番スタンダードなお部屋「デラックスルーム(キング)」。スタンダードでもデラックスという名前に驚きですが、広さがすごい。1番狭いお部屋で71㎡もあるんです!2LDKの我が家より広い……

ベッドスペースが窓側より二段上がっているので寝ながらでも景色が見やすいです。つまり、その分窓側はさらに天井が高く感じられるということ。

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今回は女子3人での滞在なので、キングサイズベッドの横にはシングルのエキストラベッドをいれていただいてます。さすが71㎡、エキストラベッドを入れた結果雰囲気が台無し……なんてこともなく収まってくれています。

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ちょうどチェックインしたのが16時半すぎ。徐々に陽が落ちる時間でしたので、短い時間の間にいろんな表情をみせてくれた景色。手前は皇居の緑が広がります。

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夕陽が落ちる瞬間もばっちり眺められました。西側向きのお部屋の特権ですね!陽が落ちる頃にチェックインするのがおすすめ。(西側じゃなかったら…33階のラウンジからご覧ください 笑)

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夜の雰囲気がこちら。またがらりと顔つきが変わりますね!皇居の奥に広がるビル群のきらめきを存分に堪能することができます。一度部屋の明かりを全部消して見るのが、イチオシ。

ちなみに、窓際のソファースペースは、「縁側」に見立てているそうです。外がお庭という位置づけなんですね、おもしろいです。

ウェルカムドリンクで乾杯

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こちらが、ウェルカムドリンク!お部屋の冷蔵庫にあります。なんておしゃれな……。2回目の滞在のときは味が違いましたので何種類かあるのでしょうか。3人でグラスでシェアしていただきました。お、おいしい!濃厚。

ちなみに、冷蔵庫の中はソフトドリンクは無料でいただけます(烏龍茶からジュース、紙パックの牛乳まで!)買い足す必要はないくらい充実でした。お酒は……高くて今回は手を出せませんでした 笑

BOSEのスピーカーでBGMを

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BOSEのBluetoothスピーカーが優秀。お部屋の反響具合も最高。iPhoneにつなげてチルな音楽をBGMで流して過ごしました。

ちなみに、さっきのお部屋の写真で、「TV」なかったことに気づきましたか?壁にもないですね。どこにあるか、泊まったら探してみてください 笑。私たちはほとんど見ることなく過ごせました。たまにはTV見ない時間の過ごし方もいいなと思うこの頃。

都心の景色を眺められるビューバス

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寝室エリアから障子風の扉を開けると洗面台が。ダブルシンクですが、サイズはこじんまりです。広さ十分ですのでシンクを小さくしたのは敢えてなんでしょうね……歯磨きして、水がとびちらないようにしました。おのずと品が良い行動にさせてくれる場所ですね 笑。
ちなみにこの洗面台の左の扉をひらくとトイレがあります。

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そして右側にはバスルーム。石造りの浴槽がまず新鮮ですね。手前にある桶や椅子は伊勢神宮の木を使って作られているそう。

ビューバスということで、ダイナミックな都心の景色を眺めながら入浴できるのが素晴らしいかったです。思わず物音たてずにシーンとして見入ってしまったほど。

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浴槽は真四角に近い形なのですが、女性ならぎりぎり足を伸ばして入れるかな。もう少し広いと最高ですが、深さがあるのが嬉しいです。カップルで入っても足を伸ばそうとしなければ余裕はありますよ。

そうそう、気づいたのですが、石造りの浴槽だからか、お湯を張って2-3時間たってもまだ温かさが残っていたんです。ホテルではつい何度もバスタブで温まりたい私にはとても嬉しいポイントでした。家族で順番にはいるときにも冷めづらいのはいいですよね。

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シャンプー類のアメニティが大容量!香りもよいこのアメニティは、人気のアマンスパでも販売されているもの。他にも洗面台には同じブランドのボディローションもありました。

ちなみに右端の石の容器の中にはこれまた大容量のバスソルトが。木の香りがして桶や椅子も相まって「和」を感じることができて、ほっとリラックスできたのは日本人として嬉しいです。

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ちなみに、バスルームには扉がありません。洗面台からシームレスでつながっているんです。こちらでもシャワーで思い切り洗面台のほうにとばさないよう、品よく入浴させてくれますね 笑。(実際階段や、距離もあるので相当にひどい使い方しなければ問題ありません。)

入浴中、同行者が洗面台を使いたいとき、割り切って一緒の空間になることを了承しておきましょう。

いかがでしたか?アマン東京の雰囲気やお部屋の特徴が伝わっていたら嬉しいです。

●中編は、こちらから


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