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2人

今回の部員日記は法学部3年波田野優子が担当させていただきます。
最近毎日のように30℃を超えていますね。暑すぎて溶けてしまいそうです。
皆様におかれましても、ちゃんと塩分をとって熱中症にかからないよう、気を付けていただきたいです。

さて、この日記が更新される次の日は、私のかわいいかわいい後輩の某Fさんの誕生日ということで、2人で部活を頑張ることのできる私のモチベーションについて書いてみようかと思います。

これまで自分の好きなことについてしか書いてこなかったため、このような真面目な文章を書くことに少し緊張します(笑)

今現在、私には女子部の同期がいません。
これは入部当初からそうでした。
ため口で話すことのできる人がいないのは寂しいものです。
でも、実は同期がいない状態はこれが初めてではありませんでした。

[中高時代]

私の通っていた高校は中間一貫校で、当時所属していたソフトテニス部は、中学1年生の頃は部員も30名を超えるほどに大きな団体でした。しかし、部員数の多さや女子のみの学校であったため、女子校特有の厳しい上下関係やボールを打つことすらできない厳しい練習がありました。そのため、最初は7人で始めていた部活動は、1年も満たずにして1人になってしまいました。

ダンス部は同期14人、バスケ部は9人。周りの友達は部員同士でどこかに出掛けたり、学校のイベントを楽しんだりしていて、心の底では羨んでいる自分もいました。

それでもソフトテニスの魅力に魅了されていた私は部活動を続け、その中でも強くなるために、ボールを打たせてもらえないような環境下でも練習に励みました。

家の近くにある公園で朝から晩まで壁打ちをして、壁打ち仲間(おじさん、おじいさん)を作って教えてもらい、技術を向上していきました。打ち方に少し癖があるのは、その時のおじさんの癖です(笑)

そして中学部長、中高全体の部長になるとなった時、部員の少なさ故に廃部の危機に陥りました。ついに、これまでの「伝統」を少しずつ変えていく必要があったのです。

部長になった私は顧問の先生や校長先生と話し合って、これまでの厳しい部活から、厳しさや礼儀正しさもありながらも、皆でテニス楽しむことをモットーに新歓を始めました。
その結果15人も2個下に入ってきてくれ、廃部の危機からは免れることができました。


これまで1人で寂しかったことはない?
こう聞かれたら、 そんなことはない と断言することはできないかもしれません。

でも、これまで本当に多くの後輩や先生方に支えられてここまで来たというのは紛れもない事実です。

中学校高校の私の人間的成長は、人をまとめたり、指導したりするリーダーより、現状を分析し、改善に向けて今までを変えることのできるリーダーになりたいと思い、そうなることができたことだと思います。

[大学時代]

さて大学生になりました!
現在の部員数は2人!
この数だけ見たら 辛そうだな と思うかもしれません。

私は案外、今の状況を楽しんでいます。

なぜなら2人だからこそ、これまでできなかった基礎練習に時間を裁くことができたり、これまでされてこなかったイベントを自分たちで企ててみたり、他校との繋がりの多さから、沢山練習試合に呼んでもらえたりするようになったからです。

0から1を創ることはとても難しいです。
しかし私は、今の状況は1を2にすることかなと考えていて、それ故に浮かんでくる様々な施策をどう試していこうか、2人でどこまでいけるかなと思考を巡らせるのはやはり楽しいものです。

某Fさん、誕生日おめでとう
いつも本当にありがとう
20歳の1年は思い切り挑戦し、はしゃぐ1年にしてほしいものです。

いつも支えてくれる彼女への感謝を忘れず、ソフトテニスを続けようとした志を忘れず、応援して下さるすべての方々への感謝の気持ちを胸に、今後も精一杯
私たち2人だからこそできること
やっていこうと思います。


拙い文章でしたが最後までご一読いただきありがとうございました。次の部員日記もよろしくお願い致します。

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