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反省会より、打ち上げより、ただ喜びを分かち合う時間を作る

何かのプロジェクトが終わったとき、私たちはよく、打ち上げをしたり、反省会をしたりします。

何かの仕事が始まる時もキックオフミーティングや決起会をする会社もありますよね。


最近、新しい仕事を受注したのですが、仕事のパートナーと「受注の喜びを分かち合う時間」を作ってみました。


わざわざ、喜びあう時間を作る


何をしたということもないのですが、このパートナーとは何年か、今回の仕事を得るために画策した経験があったため(どうやって伝えるか考えて営業したり、セミナーやったり)、「実を結んで嬉しいね!こういうのが良かったのかな?」ということを1時間以上話ししてました笑。


この時間が、なんというか打ち上げとか決起会の類いのものよりも私にとって幸せな時間だったんですよね。


もちろん、いろんな努力が実を結んだことも嬉しいのですが、それを分かち合う人がいることも嬉しい。そしてその喜びを丁寧に分かち合い、祝福する時間をとることは、お互いのことを自分たちでとても大切にできている実感が高まりました。


喜びの気持ちを大切にする、ということはビジネスシーンであまり仕組みや習慣として取り入れられていないように思います。打ち上げは、それに当たるのかもしれないけど、ちゃんと話をするというプロセスがあるわけではないので、私としては物足りないんです。



ポジティブアプローチを習慣に

ポジティブアプローチという考え方があります。これは、物事を変化、成長させていくために、既にある価値を高めるというアプローチ方法。


例えば、顧客満足度調査を行ったとき、不満足と回答した人の意見を分析して対策を検討するのは課題解決アプローチ。満足と回答した人の意見を分析して、それを高める施策を検討するのはポジティブアプローチです。


喜びを分かち合い、上手くいったことを話し合う時間を作ることは、自分たちの価値を認め、更に高めようという意識になりましたし、「相手が仕事をするときに、どんなところで喜びを感じるのか」がとてもよく伝わってきました。


仕事を受注できなかった時に、反省会をしたり、次にどうすべきかを話あうことはあっても、受注できた時に喜びを分かち合ったり、何をしたから受注できたと思うかを振り返る時間は少ないもの。


自分たちで話すことで、これまでやってきて効果が出せたであろうことを、更にやっていこうという気持ちになりましたし、次の仕事を頑張ろうという大きなエネルギーになりました。ますますこのパートナーとの仕事が楽しみです。


喜びあう経験はお互いの関係を支える礎となる

私は、話したり聞いたりすることに制限の少ない、どんなことも伝え合えるチームが理想だと考えています。


なので、困ったら弱音をはける関係の人と働きたいし、嬉しいことがあったら共に喜び合える人と働きたい。


特に、一緒に心の底から喜びあえった経験は、その後仕事をする中で厳しい局面を迎えたとしても、それを支える礎になる。飲み会で盛り上がるだけでは、楽しい思い出にはなっても、いろんな局面を乗り越える支えになるほどではないんですね。少なくとも私にとっては。




あなたが最後に誰かと一緒に仕事の喜びを分かち合ったのはいつ、どんなときでしょうか。


私たちは「喜びあい、自分たちでお互いを認め合う、賞賛し合う」ことがあまり上手くない気がします。まずは、その時間をとってみるところから初めてみませんか。







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