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まだまだ知らない、京都

こういう「次回に続きます」と締めくくった記事は往々にして次の記事を書かないまま時間だけが過ぎてしまいがちですが、今回はちゃんと書きます。えらい!

前回の京都旅編☟の続きです。

おいしいヴィーガン朝食

私たちが泊まった民宿では、ヴィーガンの朝食が提供されました。
一見とても素朴ですが、これがめちゃくちゃ美味しかった…!

ひじきごはん、ポテトサラダ、生姜のお吸い物、いろいろ入ったおやき。

確かに日本の料理だけど、生姜をがっつりきかせたお吸い物や、香ばしいおやきなど、どこか海外のアレンジを感じさせる斬新な味付けが新鮮で、本当に美味しかったです。ご主人と奥様とおしゃべりしながらゆっくりいただきました。
猫がダイニングをうろうろしていました(かわいいから許す)。

何度も行ったことがあるはずの清水寺も…

2日目は、まず清水寺へ。友人は前回来たときは疲れて坂の下までしか行けなかったとのことなので、こちらもリベンジです。

午前中だったので混雑もまずまずでした

私はたぶん、高校の遠足以来。いや、もしかしたら記憶から消えてしまっているだけで、それ以降も一度くらいは来ているかも笑。定番中の定番であり、京都駅や四条河原町からのアクセスもいいので参拝しやすいですよね。周囲にお土産やさんもたくさんあって楽しいし。

清水寺といえば清水の舞台が有名ですが、

もっといい場所から撮ればよかった…

本堂の奥から下側に降りると、「音羽の滝」という、ご利益のある霊水が流れるパワースポットがあります。

今調べたら、3つそれぞれ別のご利益があるそうでした。
特に選ばず行ってしまった〜〜〜

私正直、この滝の存在を今回初めて認識しました。絶対昔からありますよね。。今までどんなルートで参拝していたんだろう…

いい天気だったけど、まだそこまで本格的な暑さではなく快適で、自然のエネルギーに満ちた空気がとても気持ちよかったです。

清水寺の近く、八坂庚申堂へ

私が今回特に行ってみたかったのはこちらのスポット。
インスタで京都のお出かけ情報などをみていると、必ず一度は目にするフォトジェニックな場所、「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」。

モザイク加工最強説

このカラフルなぼんぼりたちは、「くくり猿」といって、手足をくくられたお猿さんだそうです。あらま

走り回る猿を人間の「欲望」に例え、猿が手足をくくられて動けない=欲望を抑えるという意味があるそうです。ここではお猿さんは神の使いだそう。

私も500円でくくり猿をひとつ買い、願い事をかいて吊るしてきました。そして「欲」をひとつ我慢することで、その願いが叶うとされています。
よっしゃなんでも我慢したろやないかい〜って感じになりますね。

ぶらり京都、いつでも楽しい

ヴィーガンの友人も飲める、豆乳を使った抹茶ラテがあるお店を見つけたのでちょっと休憩したり…

写真撮ってたら一緒に差し出してくれた

この周辺は、もうほんとに気になるお店がいっぱい!
5年前はなかったよね?というような、今っぽくてかわいくて、美味しそうな新しいお店がたくさんできていました。

もうちょっと余力があれば、陶器のお店などもゆっくり見たかった。

二寧坂。いろんな新しいお店がたくさんありました
お面やさん。かっこいい!
少し歩いて円山公園まで。
とても広くて落ち着く

河原町からしばし別行動に

鴨川。まだ日が高く、座っている人はいない

朝からずーっと歩きっぱなしだったので、四条河原町のカフェで一旦休憩しました。時刻は14時を過ぎたところ。

朝食をしっかり食べて、途中抹茶ラテを飲んだり糖質補給をしたので、2人ともそんなにお腹は空いていません。

いちど冷房の効いたテーブルに落ち着き、冷たい飲み物を飲むとどっと腰が重くなりますね。。

もう一つくらいお寺や神社に行く?
ごはん食べて帰る?

相談の上、友人は歩き疲れたとのことで、あらかじめチェックしていたヴィーガンレストランで遅めの昼食を食べて宿に帰ることに。私はもう少し京都の街を歩いてから、暗くなる前に宿に戻ることにしました。
ここで一旦別行動です。

ひとりだから、気の向くままに

ちょうど夏至が近く、日没までまだ時間はありそうでした。でもあまりにゆっくり休憩しすぎてw時間的にそんなに遠くには行けなそう。だとしたら、市内周辺から少しだけ電車に乗って行くようなところをちょっと歩きたい。

そう思って、もし間に合えば銀閣寺へ、時間的に無理そうorもう歩くのしんどいなと思ったら哲学の道を少し散歩して帰ろう。というプランをふわっと立てて電車に乗りました。とりあえず、出町柳駅へ向かうことに。

駅に着くと、「貴船神社」の看板がいくつか出ていました。SNSではよく見るけど、今まで一度も行ったことがない場所。

ググってみると、なんと20時まで参拝できるようでした。めっちゃいいやん。直感的に行ってみたいな、と感じたので、行き先は貴船神社に決定。

出町柳駅に大きな広告が出ていたのでわりと近いのかなと勝手に思っていましたが、神社最寄りの貴船口駅まで約30分。そこから貴船神社まで徒歩15分orバスで4分でした。意外と遠い。だからたぶん、今まで訪れる機会がなかったのでしょう。叡山電鉄鞍馬線という味のある電車に乗って、どんどん山の中に入っていきました。

(こういう、道中もいちいち写真撮っておくと旅記事がより盛り上がるよな〜〜と思いつつ、今回は撮ってません。すみません。。)

貴船神社を参拝

朱色の鳥居と、新緑のコントラストが美しい

アクセスしやすい街の中にある神社やお寺もいいですが、こうやって山の中にある神社の空気は、また違った神聖さを感じます。

貴船神社の創建を明記するものは残っておらず、創建の年代は不詳です。
天武天皇白鳳六年(約1300年前)には、すでに御社殿造替が行われたとの社伝が存在することから、創建は極めて古いと考えられます。

貴船神社ウェブサイトより

1300年以上前から神様が祀られている土地だということです。行ったことがある方はわかるかと思いますが、ほんとにそんな感じの場所でした。

貴船神社には、
・諸願成就
・縁結び
・運気隆昌(うんきりゅうしょう)

の御神徳があるそうです。

貴船神社といえば、の水占みくじもやってきました。おみくじを境内の水場に浮かべると、文字が浮き出てくるしくみです。風情があって、とても良き。

これ読んで、あんまり無理して告知せずに
事業やろうって思いましたw
しばらく転居もしない!

近隣には川床に面したお食事処がたくさんあり、もう時間が遅かったのかほぼ営業されていませんでしたが、座敷のすぐ真下を割と勢いよく川が流れていて、ここだけにしかない情緒に溢れていてとても素敵でした。
また誰かと来た際には訪ねてみたいです。

あじさいが見頃でした。
すっっごく綺麗で、とてもいい季節でした

滞在時間はおそらく1時間もなかったと思いますが、本当に行ってよかったです。

この後ゆっくり宿の最寄り駅まで戻り、たこ焼きを8個くらい食べたいのを我慢して6個だけ買って、タクシーに乗るのも我慢して(「欲」を「我慢」!!しました!!!)20分くらいかけて歩いて、先に戻った友人の待つ民宿に帰りました。
あっつ!!

終わり。

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