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ジブリパーク☆ジブリの大倉庫は、美術館でもあり、大人が子どもの目線を思い出す場所だった。

2/4(土)ジブリパーク内のジブリの大倉庫に、土日祝の開場時間である9:00入場枠で行ってきました。

ジブリの大倉庫の中でも、開場と同時に多くのお客さんが、ある目的の為にまず向かう場所がいくつかあることに気づきました。

そんな中、混雑から離れ、ふと目線を変えた先にも、抜かりのない細かいディティールの装飾があちこちに散りばめられていることに、
「ここはジブリ美術館なんだ」と改めて気付かされ、どれだけの時間と技術者の努力が詰まっているのかと驚かされました。
開場直後の人の流れは予想できるので、混雑する場所ばかりに行って並ばなくても、じっくり美術館として見て周るのもいいのではないでしょうか😊

まずは【開場と同時にお客さんが並ぶ場所】から。

1. 冒険飛行団
2. ジブリのなりきり名場面展
3. cafe大陸横断飛行

1. 冒険飛行団
ここは、お土産が購入できるショップです。ジブリパークオリジナルの商品も販売しています。
特に初めて来場した人は、お土産を買いたい!と誰もが考え、混む前に無くなる前にまず買わなきゃ。ということで開場と同時に人が流れます。レジも激混みします。土日祝は特に。

2. ジブリのなりきり名場面展
ここは、ジブリアニメの名場面シーンが立体再現された空間です。
例えば、『千と千尋の神隠し』の電車の中でカオナシの隣に座れたり、『崖の上のポニョ』の波の上を走るポニョの隣に立てたり、『天空の城ラピュタ』の空からシータが降りてくるのを抱えるパズーになりきれる。など、名場面を疑似体験して写真撮影ができる。というもの。
ジブリ作品が好きな人はやってみたい!と思いますよね。なのでここも開場と共に人が流れ、並び始めます。

3. cafe大陸横断飛行
サンドイッチやピザなどの軽食、コーヒーなどの飲み物が戴けるカフェです。サンドイッチの種類が多いみたいです。
ジブリの大倉庫内で食事ができるのはR5.2現在、ここだけです。(シベリアというカステラにあんこを挟んだスイーツが食べられるお店もありますが、今は牛乳など飲み物のみ販売:『風立ちぬ』に登場)
お昼時は混雑するので、その前に先に入ってしまおう。というお客さんが開場と共に向かいます。


これら情報は、ジブリパークに行った人達のSNSでたくさん紹介されていますのでこれくらいにして。

ちなみに、私は開場とともにまずショップに行き、2.と3.は長蛇の列により諦めました。次行く機会があれば行ってみたいと思っています。


ジブリ美術館の要素がたくさん。

中央階段から続くタイルが色鮮やか。
いろんな所に生き物が隠れています。
もちろん、まっくろくろすけなどのジブリキャラも。
豊富な種類のタイル装飾と、配色の美しさ。
壁に映るチューリップ
ライトなど調度品も一つ一つ綺麗
手塗りの壁の感じ
オリヲン座のガラス
照明はちょっとレトロなデザイン。
オリヲン座の待合の装飾。
よくよくアップにして見てください。
細かいタイルでできてます。引きでみると立体のようです。

トイレのこだわりがすごい!

オリヲン座のトイレは、すっごく美しいです!
トイレですので、写真撮影はやめました。
床は細かいモノトーンの(たしか)六角形のタイルで敷き詰められていて、金色のドアノブ、壁や扉は深緑やダークブラウンのような配色だったと思います。鏡も高級感があり、めちゃくちゃこだわりを感じました。

一箇所トイレに入ると、他が気になってもう一箇所入ってみました。 

【子どもの街】を出たところにあるトイレです。
ここは可愛らしい内装で、個室の天井には風で揺れる素材の細いブルーの紐がたくさん吊り下げられていてクラゲなどの海の生き物たちが飾られていました。ファンシーな感じで、子どもも大好きな空間だと思います。


子どもに、連れて行ってもらう場所

大人禁制、写真撮影NGの【ネコバスルーム】&【子どもの街】には、小学生以下の子ども一人に対し付き添いとして大人が一人入れます!
これは本当に子どもに感謝しました。
この場所には大人は本来入れません。
そうです。ここは、子どもに連れて行ってもらう場所なのです。

全て子どもサイズに造られていて、子どもを追いかけながら四つん這いになって通った先に……トトロが寝ていました。その時に気づいたのです。
子どもに連れてきてもらったから、トトロに会えた。私は今、さつきとめいのお父さんと同じことをしているのだと。小さな木のトンネルを四つん這いでさつきの後を追うお父さんと、今まさにリンクしている感覚でした。


映像展示室オリヲン座で上映されている『くじらとり』を観て感じたこと

入場の際全員に、映像展示室オリヲン座の鑑賞券が配られます。
ジブリ短編アニメーション全10作品が順番に上映されるのですが、現在は『くじらとり』という作品。

保育園の園児が、ダンボールや積木などで作った船に乗ってくじらをとりに行く。子どものごっこ遊びは想像の世界ですが、現実のようにリアリティがどんどん増していきます。
このアニメを観ていて、自分の子どもの頃のことを思い出しました。
幼馴染と二人で、大好きだった『世界びっくり大賞』というTV番組のごっこ遊びをしていたことを。びっくりな人間役と司会役を交互にやるのですが、あの時私達は、スタジオのステージの上にいて、観客や歓声が本当に聞こえていた。想像の世界に没入していて、それはもうリアルでした。

その感覚を思い出せたのは、その時以来です。

私は二人の子育てを今までしてきましたが、子どもがごっこ遊びをしている時、一緒のテンションではなかなかできなかった。
大事なことを忘れていました。いつしか大人目線しかできなくなっていたのです。これからは子どもの想像の世界に全力で飛び込みたいですね。


まとめ

・混雑が予想される場所以外にも魅力がたくさん。   細部にまで技術が詰まっており、美術館としてもじっくり見て楽しめる。各トイレも必見。
・子どもに連れて行ってもらえる場所がある。
・子どもの目線を思い出せるきっかけに出会える。

新たな発見を探しに、また行ってきます。

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