2度目の大晦日。
新しい年を迎えて、早ひと月。
風の時代とかいうモノの乗り心地はいかがでしょうか?
今日2月2日は節分。明日は、立春。
旧暦では、立春が新しい年の始まりですので、節分は大晦日にあたります。
豆撒きで、心身を清めて、新しい風に当たる。
立春には、1月1日の決意をもう一度新たにして、誓う日にするのもいいですね。
まだまだ寒いですが、ここらあたりからは、野山のあちこちに春の気配がしてくる頃。風が変わるのを身体の中にも感じることができます。体感的にはこちらの方が新春らしく感じます。
新暦の元旦で新年の決意を固め、旧暦の元旦でもう一度確認する。
そして、さらに、地球の元旦がやってくる春分に、新しいサイクルをスタートさせる。
その春分を迎える、3月20日の前日には、また、わたしは言うのだと思います。さあ、明日から新しい一年の始まりです。と。
新年の誓いのチャンスは3回ある。ということ。考え方ですけれど。
立春手前で、二度目の決意表明。
そして、新しいサイクルに入る準備をする。
春分にスタート地点に立つ自分を想像してみると、なにやらリアルに、今、やっておいた方がいいことが浮かんできそうです。
星読み屋がやったおいた方がいい、という時は、魂的に。という意味ですけれど。
出生のホロスコープには、その人が経験したいものを余すところなく味わえるようなコースが描かれていて、
選んだ道を、味わいながら登っていきます。楽しみながら、泣きながら、工夫しながら。
何週目かの螺旋の円の途中で、ふと景色が変わっていることに気が付くのでしょう。険しい山に挑んだ後は、その実感は得やすいでしょうし、同じ道を延々と歩き続けているように思えても、歩み続ければ、知らぬ間に思わぬ高さに到達していたりします。
その人が、その人の経験したいことに合わせて作られた設計図ですので、それを必要とするのはその人だけ。
時代の追い風も計算に入れて、完璧なスタート地点から、近道も遠回りもなく、必要な時間をかけて、経験を味わいながら登っていきます。
魂が願うのは、この地球上での経験を楽しむこと。身体を持って、心を持って、考えるという能力を使って、答えを導き出すこと。『腑に落ちる』この経験が何よりも好きなようです。
地球に生きる生命として、魂が宿る個体として、心を持った生物として、個であったり全体であったりするものとして、
今、わたしが、やるべきこと。
1月、2月、3月に訪れる、3度の新年のタイミングは、3段階で問い直してみる機会にするといいかもしれませんね。
豆撒きして、海苔巻き食べて、さて、それから……。
早足になったり、止まりそうになったりしながらも、わたしはわたしの道を登っていくのだろうな、景色を楽しみながら、軽やかに走ったり、つんのめりそうになったりしながらも、笑いかけたり、笑いかけられたりしながら、わたしはわたしの道を味わいながら進んでいくのだろうな。
そんな螺旋の道が頭に浮かぶ、立春前です。
どうぞ、二度目のよい新年をお迎えください。
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