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自然体ポートレートを愛して #4

『ポトレの初恋のひと。浅川ちひろ』
大成功直前のインスタを凍結された私は、「グラビアは二度とやらない」と常日頃から言っていた女優の浅川ちひろさんに声をかけた。どうやって、スタジオ撮影に連れ込んだか笑

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浅川ちひろさんと出会ったのは、私がポートレートを始めた頃。彼女が16歳の時だった。その後、一度か二度、撮影会のような現場ですれ違った時に、「おはようございます」と声をかけた程度で、彼女はすぐにグラビアを辞めて女優に転身。『愛を乞うひと』『フラガール』などの大ヒット作に出演するほどになっていた。一方の私も、自己啓発の本や競馬のエッセイ集、恋愛エッセイ集を次々とベストセラーにしていて、浅川さんとは住んでいる世界が変わっていた。とはいえ、私は彼女のファンで、出演映画は必ず見ていたし、舞台にもこっそりと行っている。なんと、上映しなかった映画のことも知っていて、彼女、震えていた笑
別にストーカー的に見ていたわけではなく、映画を観ていたら、勝手に出演しているのだ。五分くらいの出演作品。「あれ?今のちぃちゃん?」というわけ。
私の母と誕生日も同じ。不思議な縁がある浅川さんと、ある日、変わった再会をした。


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普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。