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自分のために書くノートと過去の自分

前回の1泊2日ニューヨーク日記が微妙に完結しないうちに、大学院の卒業式がありレセプションがあり、今度はニューヨークに住む日本人の友達のところに一人で4日間行ってまた全然違うことをいろいろ考えて経験して、帰ってきて人に会ったり話したりして怒涛の日々が過ぎ去っていきました・・・。2回目のニューヨーク記事も時間を見つけてポイントだけでもちゃんと書きたいと思っています。

先日、友人が卒業のお祝いに食事をごちそうしてくれて、プレゼントにかわいいノートをくれました。心に残った言葉とかを書き留めるために使ってねって。とても嬉しかったので、早速使っていこうと思います。

実は、私ももう何年も前から読んだ本の心に響いたフレーズや、何か素敵な経験をした時の思い出などを自由に書いていたノートがあります。

右の白にゴールドのドットのおしゃれなノートが友達がくれたもの、左のロルバンが私が使っていたノートです。大きすぎず小さすぎず、方眼のページに後ろにクリアポケットがついているロルバンのこのシリーズの色違いを気に入って買い続けてきました。たぶん、大学生の頃からかな。

とはいえ、こうやってプレゼントをもらって「そういえば私もそういうノートあるわ」って思い出したくらいなので、ここしばらく全く手にとってもいませんでした。

久しぶりにこの黄緑色のリングノートを開くと、最後に書いた日付は去年の7月になっていました。意外と最近まで書いていたんだなと驚くくらいです。

アメリカに来てからは、日々が新しいことや大きな学びの連続で、かつとても忙しくて、今までのペースで丁寧に日々を振り返ってノートを書いたりする時間も余裕もなくなっていました。

だから、このノートの始まりは退職した直後でまだ何も決まっていなかった2013年の7月からとずいぶん前でした。

この頃の自分が書き留めていた言葉を読むと、私もこんなにアメリカの大学院に行って、アスレティックトレーナーになることが大きな目標だった時期があったんだなと微笑ましく思うくらいでした。

アメリカに来て約半年、ATプログラムが始まる直前の夏に書いた、BSU在学中の目標を見て、結構達成できたかもしれないと嬉しくなりました。

できればスカラーシップの話をもらいたい。向こうから。世の中のために私が成長するのを応援/支援してもらえる人間になる。

向こうからってどこからだよwって言いたくなりますが、実際ありがたいことに在学中に2回、学校からスカラーシップをもらいました。しかもそのうち1回は、私ではなくプログラムディレクターの教授が勝手に応募してくれてたものでした。向こうから!もらってる!!笑 

仕事/学会で出張する。公費でbusiness tripしたい。

この謎の憧れ(本当に、イメージだけのただの憧れw)の目標は何なんだという感じですが、なんとこれも現実になりました。Graduate Research Assistantの仕事で、自分がデータ分析を手伝った研究を教授の代わりにフランスで行われた国際学会で発表しました。もちろん公費も出ましたし、上記の奨学金はこのためだったのですが、おかげで現地での出費も自腹を切ることなく過ごせました。在学中の貴重な経験のひとつです。

2015年のNATAコンベンションに行く。行って意味がある状態になっておくこと。

結局2015年はフランスの出張と日が近すぎたのもあり行かなかったのですが、Certifiedになった今年は行けそうなのでもうすぐ実現するはずです。行く意味もしっかりあるつもり。

2015 FallはBCかそれ以上の組織で実習をする。

BCとはこの地域で一番スポーツの規模が大きいBoston Collegeのことです。私もBCに行きたいとか思っていた時があったんだなと気づかされます。周りの目標に完全に感化されていますね。実際の2015 Fallでは、BCではなくIvy Leagueの大学フットボールで実習させてもらいました。そこまで規模が大きくはないですが、期待していた以上の経験をさせてもらえてとても満足しています。

医療系インターンシップをする。

医療系でインターンシップはしませんでしたが、Boston Children's Hospitalで2日間PAの方のシャドウイングと、こちらはrequirementですがBryant UniversityのStudent Health Centerでオブザベーションをさせてもらい、この2つの経験は看護師でありATCである自分のこれからのキャリアの方向性を考える上でとても大きなインスピレーションを与えてくれました。

何が言いたいかというと、こうやって自分で自分がどこに向かっているかを書き留めたりしておくと、それらが達成される可能性は高くなるように思うということです。

日常は大小の選択の連続だから、遠く見えるような目標でも、ちゃんとそこに繫がるような目標を日々選択していかないとなかなか辿り着けないものです。それに、意識しているとそれに関する情報をキャッチする感度は無意識に上がるものだとも思います。

帰国してからの仕事のこと、アメリカに来る前からいつも頭のどこかでずーっと考えてきました。大きな方向性は変わっていないように思いますが、ここ1週間のうちでも小さな変化がいくつかあります。

大学院の卒業と住む場所の大きな変化があるちょうどいい区切りなので、これからは友達にいただいたノートで言葉をストックしていこうと思います。

2年後の今頃は、今の自分が立てた目標をどのくらい達成してくれるのでしょうか。

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