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(゚0゚)アウトプットが大切なのではない 悪いアウトプットならしない方が良い!

 ではまたまたみかちゃんが、ベストセラーを読解していきます!

 この本はもちろん「アウトプット」のことが書かれているわけですが、アウトプットの勧めの本ではありません。

 (゚0゚)なんですと!

 いえ、ちょっとそれは言いすぎなのですけど、この本は少なくとも、インプットよりもアウトプットが大切だ、インプットではなくこれからはアウトプットの時代だという主張はまったくしていません。

 その証拠に著者はインプットについての本も書いています。

 これはアウトプットの本が大当たりしたから出版社に出せ!と言われたわけではありません。いや、そういうところもあるはずですが(笑)、著者はもともと、インプットを否定したりはしてないのです。

 では、いったい『アウトプット大全』とは何の本なのか。

 これは、悪いアウトプットやめて良いアウトプットだけを勧める『アウトプット大全』なのです。

正確な書名は、悪いアウトプットやめて良いアウトプットだけを勧める『アウトプット大全』


インプットを悪者にしてアウトプットが良いんだ!
と間違って読んでしまっている読者が多い

 つまりこの本の反対語とはインプットではなく、悪いアウトプットなのです。

 つまり、『アウトプット大全』は、インプットよりもアウトプットを重視しよう!という本ではなく、こういう本です。


左の本は架空の本です
そのうちみこちゃん出版で出版します(笑)

 例えばそれが如実に出ているのが06伝える2 柔らかく伝える「クッション話法」です。

 引用してみますね。とても素晴らしいことを言っています。

【ダメな話法】Not But 話法
 クッション話法をお伝えする前に、まずダメな話法をお伝えします、それは「Not But」です。
「最近、遅刻が多いようだな。せっかく、売上業績が上がっているのに台無しじゃないか」
 最初に「悪いニュース」を伝えて、あとから「ポジティブな内容」でフォローするという話法です。
「悪いニュース」をストレートに先に伝えると、相手は精神的にショックをうけるので、後半の部分は上の空になってしまいます。あとから、いくらフォローしても、相手にまったく伝わっていない、ネガティブな印象だけ強烈に与えて、相手を落ち込ませている話法です。このパターンでストレートに伝えてしまう上司は多いはずです。

悪いアウトプットを対比させています

 いますよね!こういう人(笑)。

 つまり、このNot But話法ばかり使うクソ上司は、きっとこっちの本を読んでいるんですよ(^-^)。

いつもこの本読んでやがるんだな!
クソ上司タヒね!

 そうじゃなくて(^~^)ホワイトアウトプット大全はこうなります。

本の色もホワイトです!
(^-^)

【クッション話法】Yes But話法
「悪いニュース」を直接伝えないで、クッションを入れる。クッション話法の代表例が「Yes But話法」です。
「最近、売上業績もアップしているし、すごく頑張っているね。ただ、遅刻が多いのは問題だな。時間厳守で頼むよ」
 まず、ポジティブな情報を伝える。相手のできている点、長所、メリットなどを伝えて、ポジティブな雰囲気を作ってから「悪いニュース」を伝える。「Not But話法」と伝える順番をギャウにするだけですが、相手に対する心理的なダメージは相当緩和されます。

まとめ

 というわけで、冒頭に戻りますが この本はもちろん「アウトプット」のことが書かれているわけですが、アウトプットの勧めの本ではありません。

 インプットよりもアウトプットが大切だ、インプットではなくこれからはアウトプットの時代だという主張はまったくしていません。

 そして最大のポイントです!

 この名著を読んだけど、読んだ時はすごいな!と思ったけど、今、何が書いてあったかあまり覚えていない……、という人も多いハズ。

 それはこの本を、インプットよりもアウトプットを重視する本だ、と間違って読んでしまったからです。

 インプットよりもアウトプットが大切だというのは、この本を読まなくてもおそらく読者のあなたはそう思っていたはずですよね。

 だから、結論はもう読む前から分かっていたのです。

 つまり読み終わったときに「ああ、やっぱりこれからの時代、辛いインプットよりも楽しくアウトプットが大切なんだん」と、本など新しくお金出して買う必要もない自分の元々持っていた信念を確認しただけになってしまって終わりになっているのです。

読むべきところはそこではなく……

インプットとアウトプットを
対比させるのは間違っていて
アウトプット同士を対比させて
読解しなくてはいけない

■アウトプットには2種類あって、悪魔のアウトプットとホワイトアウトプットがある。

■そして、その悪魔のアウトプットを知らず知らずやっている人はそれに気がついてください!

気がついた後は、私のお勧めのホワイトアウトプットをやってください!

 という対比で読まないと、結論の確認だけになってしまって、せっかくのYes But話法などのすごさが印象として頭に残らないのでした。

 このシリーズの第一回でみかちゃんは、すでにこの視点でこの本を要約しています。

みかちゃんがこれを「癒やし」視点で要約してみるとこうなる

ではこれを<癒やし>としてのアウトプットという視点で言葉をアレンジしながら要約してみますね。

『アウトプット大全』は、実はこういう本だということがわかります。

■ネガティブな言葉で人生ダメにせずに、ポジティブな言葉で幸せになろう
■挨拶でお互いの承認欲求を認め合おう
■思い切って相談することで心を軽くして生きていこう
■強い絆は15人いればメンタルは安定する
■褒めて伸ばすってアドラーは否定したけどいいんだよそれでも
■仲良を褒めて調子に乗らせてあなたが困らないために
■叱ることの大前提として信頼関係が最も大事
■謝ることを負けだと思って人生損してない?
■誰かに秘密を打ち明けられることだけだ絆を作る
■感謝の気持は「ありがとう」の魔法の言葉にしてみよう
■リラックスは最高のアイディアの母
■集中しすぎないでぼんやりすることが脳には大切
■楽しくなければ書く意味がない
■自己満足で終わらずにアウトプットを成長につなげる生き方
■勇気を持ってチャレンジすることがアウトプット
■「がんばればなんとかなりそう」と言ってみよう
■まずはやってみることが大切
■ワクワクするほうを選ぶことから始めよう
■苦しさは吐き出すアウトプットで心のデトックス
■笑顔、泣き顔、怒りはすべてあなたの感情を整えてくれる
■情報発信は素晴らしいこと
■SNSは人気者の前にうちわを大切にする
■人気ブロガーにだってなれてしまう
■あなたのオタクを武器に変えよう

 このみかちゃん要約が、インプットと対比させた読解ではなく、悪魔のアウトプットと良いアウトプットを対比させた上で、良いアウトプットを強調した要約読解になっています。

みかちゃん要約は
この視点でやっています

 この視点で読めば、この本の具体的内容が驚くほど頭の中にイメージとして豊かに湧き上がり、そのまま忘れずに定着すると思います。

 ぜひ、試してみてくださいね!(^▽^)

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