見出し画像

生活保護を停止され餓死した市を讃える国政

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/護られなかった者たちへ 中山七里作

2006年・生活保護率が高い各自治体は怠け者と吊るし上げる中、優秀と評価された北九州市
翌年2007年、
『おにぎりが食べたい』と書き残し餓死した男性も
また北九州市の人間であった。
(『護られなかった者たちへ』 一部抜粋)

何気無く目にとまり読んでいると故郷が載っていた。それは記憶に残るニュースでした。
通学路にあったドアも割れ、屋根は崩れており
とても人が住める所じゃないから廃墟だと思っていた場所で起きた事件でした。
生活保護不正受給率NO1と言われていた北九州市で
護られるべき人が惨い最後を迎えるなんて.....。
雨風すら防げない所に人が住んでいた事と、
この街特有なのか.....子ども乍ら
不正受給しながら高級車に乗り、
娯楽を楽しむ人達が当たり前の様に居る。
改めてあまりの不条理さに知識のない誰もが苛立ちを覚えたと思うニュースだった。

社会福祉を手厚くすると、どこかにしわ寄せがくる。内容は変われどしわ寄せは必ず弱者に来る事は恐らく日本でも、世界でも変わらない。

この著書が発行されたのはコロナ禍を迎える前。
今は.....と考えるととても悍ましい。
国債がある。
防衛も必要。
税金を上げなければ破綻する
だが、それにより貧困も生む。
簡単に上げれないから更に貧困を増やし、
社会福祉がもっと必要になる。
生活保護、母子父子手当、介護認定、障害年金.....
沢山の護られるべき人たちが振るいにかけられる。


『不正』と言う甘い蜜を誰もが捨てれば
恐らく全て解決するのだろう。
でも人間は弱く、脆い。

そして私も何が出来るのかも分からない。
何の力も無い.....。
ココに訴えることしかできない。
1人は無力だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?