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僕の教え子(?)に多い特徴

なんだかんだ毎月、月次のコーチング配信をしておりますが、

企画外でも、個別に試合を見たり、アドバイスする機会が増えております。

何ならそっちのほうが多いかもw


どうせなら月次企画に応募してくれたほうがありがたいんですけどw

まぁ頼りにされるなら嬉しい限りです!


えーっと今回はですね、

そんな僕がアドバイスをする上で、比較的みなさんに共通することを
お話していこうかと思います。

特に「試合に勝てない」「勝率が安定しない」

その原因は意外とみんな同じ行動からだったりして・・・?


この記事の内容に、何個当てはまるでしょう?

一つでも直せれば、きっとステップアップできるはずです!

それでは


୨୧------------- Siryu gaming -------------୨୧


一人の敵をずっと狙ってしまう

最初に紹介するのは、最初に見えた敵をずっと追いかけてしまう行動です。


1度狙いだしたらどこまでも追いかける・・・
ずっとそっちばかり見て、周りが見えない・・・
ほかの敵にカバーされたり、気づいたら囲まれている・・・


いかがでしょう?


しつこく1人を狙い続ける行動は、視野が狭まりがちで、
気づいたら孤立していたり。

相手から返り討ちにされたり、味方負担になる危険があります。


特に“最初に視界に入った相手”に起こりがちで、時に2人が映ると

今度はどっちを狙うか迷ってしまい、1人もキルできずにやられる
なんてことも?


 “諦める”を覚えましょう!

少し撃ってキルができなかった、逃げられてしまったなら、

それ以上追う必要はあるのか?一拍置いてから行動しましょう。


この「一拍置く」という行動は、後々“立ち回り”を磨いていく上で
とても重要です。

磨くための紙やすりになるような要素です。無しじゃ始まらない。

意識していきましょう。


駆け引きが感じられない戦いをしている

先ほどの“一拍置く”がない人にこそありがちな行動として、

まったく駆け引きを感じない戦いをしているパターンが多くあります。


具体的に説明すると、

 「ここで攻めたら有効的かな?」
 「これ以上行ったら危ないかな?」
 「この行動は圧になってるかな?」

こういう思考が“まったく“無い、または見ていても感じられない戦いです。


上手な人はよく「意図を感じるか否か」と表現していたりしますが、

この“思考が伴っているか?”が判断基準です。


特に短射程の方に多く見受けられる傾向にあります。

射程負けしている相手に対し、遮蔽物もない場所で、撃ち続けている。

この行動に意図はありますか??


射程負けしてると知らなかった。

遮蔽物がない場所だと思わなかった。ならまだわかります。

この2点をわかっているにも関わらず、無防備に撃ち続けてしまう方が
大勢います。


非常にもったいないです。


(これで「射程トゥーンだ」と言ったりしてませんか…?

もし心当たりがあれば、振り返ってみてください)


自分からの攻撃が少ない

先ほどの「意図」とはまた別の行動になります。

対戦ゲームには「攻撃」と「防御」がありあすよね?

僕がアドバイスする方によくあるのは、「防御」ばかりで「攻撃」が少ない方が多いです。

またはその準備すらできていない、しようとしていない。

そんな印象を受けます。


原因はさまざまでしょうけど、おおむね数パターンあるかと・・・

①     「攻撃」の具体的なイメージができていない。
②     どんな準備をすれば良いのかわからない、知らない。
③     「攻撃」の重要性・必要性がわからない。


これらのどれか、または複数に該当してませんか?


塗り広げて、自分は動きやすく、敵は動きにくい状態にする。

敵が簡単に攻めてこられないように、ボムとかメインで牽制する。

高いところからインクを流して、相手を近づけさせない。

こういう何もない状態で、“あなたから敵”に向けた行動を「攻撃」といいます。

あなた自身から仕掛ける「攻め」の動きです。


準備は潜伏してみたり、すこし逃げるそぶりをしてみたり、警戒していないフリなど

すこし止まってインクの回復、周りを見渡す。

そこから無防備な敵を横から攻撃、隙を見せたところを突く。

カウンターをする。といったキルをとる動きができる。


①     と②が理解できれば、もう「攻め」の攻撃や行動がいかに大事かわかりませんか?

ちなみに、わかばやオフロなど、サポート武器の方

チャージャーやスピナーなどの、後衛の方

 「僕私はそんな動き必要ないな、やらなくていいな、関係ないな」

思ってませんか??


確かに必要な場面は少ないかもしれないです。ただそれは、あくまで「攻撃」をしないだけ!

②     の準備は、チーム全員で行うべきものです。

というか、サポート武器や後衛が抑えでやるお仕事は、②です。


わかばでもボムでけん制、潜伏。

後衛ならメインの射程で圧倒、短射の代わりにヘイトを買う、逆にカバーを入れる

できるはずです。むしろそれが本職です。


そのためにはやはり、③の重要性。必要性をみんなが理解するひつようがあります。

お気をつけて。


視点が泳いでいる

次の紹介するのは、視点に関して

よくメモリーや試合の様子を見ていると、

“どこ見てるのかわからない、どこが見たいのかわからない”ような視点移動をする方が多いです。


先ほどの「意図」とも絡んでくるお話ですが、

 ずっと視点があっちこっちいろんな方向を向いたり
 ずっと下方向ばっか向いていたり
 ずっとちょこちょこ細かい移動をつづけていたり

といった感じで、“常に”視点か本人のどちらかが動いているんです。


周りを見ようとしてグルグル見渡しているのか、見る気がないのかわかりませんが

とにかく忙しなく動き続けていて、まったく落ち着きがないように感じる行動が多いです。


めっちゃ失礼なことかもしれないですが、この視点を見ていると

気持ち悪くなりますw 他人の体調を崩させる視点移動ですw


エイムがどんなに悪くても、“意図”がわかれば多少は予想できる動きなので

まだ許容範囲です。

結局“思考が伴った意図のある行動がどうか”がカギになるお話ですが、

まぁ頑張るしかないと思います。(お互いに)


楽して強くなる方法を探している

次に紹介するのは、行動というよりは「言動」や「考え方」についてです。


コーチングを受けたがったり、アドバイスを求めてこられる方

そんな方々の中でたまに見受けられるのが、

 “練習”や“勉強”を拒む方です。


ちょっと話は変わりますが、

みなさん、スプラトゥーンというゲームにどれだけの時間触れていますか?

どのくらい勉強したり研究したりしていますか?


僕はシリーズ通して8000時間スプラに関わっていますが、10000万越えの人やXP3000以上の方々に比べたら、まだまだ知見が浅いかと思います。

みんなは、何時間でしょう?


煽りみたいになっちゃってごめんなさい。。。


楽して強くなりたがる方は総じてみんな、求めてくるのが、

 “簡単に勝てるようになる方法”です。


このQに回答するなら「ありません。」の一択

そんな簡単に強くなれるなんて思わないでください。って感じ


この結論や答えというのは、僕や僕以上の上位勢が

途方もない時間プレイして、途方もない時間考え、導き出した答えです。

これに文句があるなら、あなたがその方法を模索したらいいと思います。


座学的・理論的な説明や勉強を拒む

本日最後に紹介する内容になります。

僕がアドバイスする方に多いのが、この解説や説明を・・・

真面目に聞いてくれる方が少ない。です。


スプラに関する動画や記事って、

どれも「解説」とか「説明」が多いですよね?

僕のこの記事ですら、理論的な説明や考えばかりを書いています。

それに比べて実践的な動画や、技の紹介などって少ないかと思います。


これってどうしてなのか?考えたことありますか??


逆に皆さんは、技やテクニックといったものを好んでいる
ような気がします。

クリエイティブな活動を行っていると、なんとなく
その方が受けがいいような気がする。


さっきのプレイ時間のことにもつながってきますが、

教える立場の人間が、理論的な内容を多く話す理由・・・それは

“こっちのほうが大切だから”です。


実践的な動画やテクニックのような、極端で局所的なことにしか

身にならないことより

ノウハウとして、様々な部分に応用がきき、役に立つと思うからです。

それに僕も同じ道をを一度たどっています。

ずっとキル集とかテクニック解説、そんなのばっか見てた時期があります。


2の時、エイムキャラコンが向上して、それでウデマエXにはなりました。

ですがそれ以降、S+への降格ばかりしていました。


そこからです。僕が“立ち回り”に気を配るようになったのは。

そしてルール関与や駆け引きを意識すること繰り返すうちに・・・

XP2500、当時のランキングで1900位になりました。上位0.2%です。


ここまでとはいかなくても、3でXP2000あたりでお困りの方なんかは

スキルより立ち回り の課題が多いように感じます。


୨୧------------- Siryu gaming -------------୨୧


ということで今回は、

僕の視聴者さんや知り合いに多い、
課題になりやすい共通点をご紹介しました。

上達に欠かせないことは「不足を自覚する」ことです。


ご自身の課題が何なのか?それをわかっているかどうかで、
成長速度が違います。

今回の記事が、気づきのヒントになれば幸いです。


毎度のことながら、長ったらしくてすいません。。。

また良い記事が思いついたら、語っていきます。


読んでいただきありがとうございました。

ではまた次回の記事で!

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