豊かさを実感する時 藍の生葉染め
毎年、恒例の藍の生葉染め。
3月の彼岸頃に藍の種を蒔き、自然農の畑で育った藍。
地表から10㎝程残して刈り取り、葉っぱをちぎって、水と一緒にミキサーにかける。
それをザルで濾して、染め液を作る。
豆乳処理した手ぬぐいサイズの晒に、輪ゴムや割りばしを使って絞り模様を作る。
染め液に手ぬぐいを入れ、よく染まるように手で揉んだり、時々空気に曝したりしながら10分ほど浸す。
あとは、水で洗い流し、輪ゴムを解いて乾かす。
こちらは、使い古した手ぬぐいの染め直し。
豆乳処理のものよりも、良く染まった。
そして、今回は染めた布で下着を作ってみた。
ふんどしパンツとブラジャー。
どちらも、手ぬぐいサイズの布で作れる。
自分で染めた布で、というのがとても愛着が湧くし、身に付けた時の幸福感がたまらない。
豊かさって、こういうことなんだなあと、実感するひと時。
最近は、糸紡ぎや機織りも習っているので、いつか自分で育てた綿や羊の毛で織った布で、身に纏うものを作ってみたい。
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