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ブレない自分軸の物語

「グラウンディング」というものを知って、ここ数週間、朝晩、時々はお昼にも、毎日続けている。

自分の体を丁寧に感じることにより、自分の意識と肉体を統合させて、自分と繋がる。
自分の軸をしっかりと保持するツールとして、とても効果的だと感じている。

そこで、グラウンディングの成果を感じられた物語を、ここに記しておこうと思う。


ある日の朝食時、私が今受けている講座のことで、夫から質問があり、その説明をしたところ、私の説明に対して夫が、否定的な言葉を返してきた。

それは、まるでワザと議論をふっかけるような意図を感じるような言葉で、私はとても嫌な気持ちになった。

私が、

「聞かれたから説明しているのに、受け取らないなら話したくない。」

と伝えたら、夫は、

「僕はその説明を理解するけど、普通の人が聞いたらそう思うんじゃないかと思ったから、ワザとそう言ってみた。」

と答えた。

「私は、聞いてきたのがあなただから、理解してくれると思って話をしたの。
聞く耳持たない人に、自分からこの講座の話をするつもりはないよ。」

と伝え、それで一旦その話は終わったのだけど、なんだかモヤモヤする。

私は、夫と話をしながら、楽しく朝食を食べたかったのに、試すようなことをされて、とても気分が悪かった。

そういえば・・・と、ふと思い出した。

夫のそのやり方は、私が子供の頃に、兄が私を馬鹿にして優越感に浸るためのやり方に、そっくりだった。

そのことで、私は傷ついたことはないが、そういうやり方は単純に嫌いだ。

それで、少し経ってから、夫に
「あのさ、さっきの話さぁ、メチャクチャ気分悪いんだけど。」
と言い、

そして、夫の言動が、兄そっくりだったことも伝えた。

夫は、直ぐに謝ってくれたのだけど、今度は私に、

「馬鹿にされることに対して、敏感に反応し過ぎるよね。それ手放したほうが良いんじゃない?」

と言って来た。

全く余計なお世話だ、と思いながら、

「兄のことは、関係ない。ただそっくりだなって思っただけ。私はあなたと楽しく話をしながら、朝食を食べたかったの。試されるようなことをされて、とても気分が悪かった。」

と、自分でもびっくりするほど、冷静に伝えた。

夫は、もう一度謝ってくれて、私も自分の気持ちを素直に話せたことで、気分がすっきりとした。

今までの私なら、きっと腹を立てて、悲しくなって、「もう二度と夫と話なんかしたくない、キィー!!」となっていたことだろうと思う。

これは、きっと神様からのお試し。

100点満点の合格を、もらえたのではないかな。

イェーイ❣️

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