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NZ 旅の記録 VO.5

1/9 晴れ

 ロトルアからオークランドに戻る。デニーズでどうでもいいかんじのごはん(失礼)を食べる。ここでもフィッシュ&チップス、でもあんまりおいしくない。空港まで行くバス停が近い、坂の途中のホテルにチェックイン。

 最後のNZ歩き。オークランド大学周辺の公園、大学構内を歩く。写真を撮っていると、男性が「撮ってあげるからカメラを貸して」と声をかけてくれた。他の国だと警戒するところだけど、NZだとあまりその必要がないと思っている。一応大丈夫かどうかは瞬時に考えるけど、直感で大丈夫と感じる。間違っていたら嫌な思いをするけれど、大丈夫だった。だって私に声をかける前まで、芝生に寝っ転がってダラダラしていたんだもの。公園では木の下でヨガをしたり、本を読んだり、寝転がっていちゃついたり、本気で寝たり。みーんなのんびりしている。それが当たり前みたいに。時間を過ごす贅沢をみんな知っている。

 Mさんと合流し、ハーバーにヨットを見に行く。オークランドはヨットの街らしく、港はヨットハーバーが延々と続いていて壮観。ヨット上で生活できそうな設備も。プロチームみたいな男女の集団がヨットの整備をしていた。かっこいい。ヨットって、のんびりしたイメージがあったけど速さを競うスポーツなんだな。知らなかった。

 1/6にみんなで来たパブを再度訪問。最後の晩餐だから。また生牡蠣と、フィッシュ&チップスと、ペールエール。どの店員さんもめちゃくちゃ元気で笑顔で感じが良い。人に嫌な思いさせない上に元気までくれるなんてほんとすごい。値段はするけど素晴らしい店。また来たいな。カキも新鮮であたらないし!

 カウントダウンによって、朝食べるバナナケーキ、ジュース、ヨーグルトなどを買ってホテルに戻る。100%のリンゴジュースが信じられないくらいおいしい…それだけで幸せ。

いいかげん、荷造りしないとだめなのに、マオリTV見て泣く…明日帰るのさみしい。こんなの初めてだ。

1/10 帰国の日 

 朝早いバスに乗って空港へ。運転手さんにHave a nice day!と言われ、Thank you, you too!と返す。少しは会話力も上がったかなぁ。どうだろう。

 最後のおみやげ買い。行きにまくらがなくて辛い思いをしたので購入。

 離陸時、窓際の女の子がポロポロ涙を流して泣いていた。隣のドイツ人男性と顔を見合わせ、アイコンタクトでそっとしておこうと確認。彼女はどのくらいNZにいたのかな。何日?何ヶ月?何年?彼女の想いを思う。隣のドイツ人男性はLutzさんというらしい。ワーゲンの東京支社で働く方で、バカンスで初めてNZに来たそう。レンタカーを借りてずっとキャンプして周ってたんだって。そういう旅もぜったい楽しいだろうなぁ。日本語をアプリで一生懸命勉強していた。ワーゲンの車はいいですね、と言うと、そうだけど、日本はもっと自分のプロダクトに自信を持った方が良い、素晴らしいよと言っていた。確かに。心に響く言葉。日本語、英語を交流。「丈夫」「はらへった」「赤道」「機内食」など。はらへった、はI‘m hungryだけど私は使わないと話すと、何で?えーっと、私は女だから。丁寧な言葉ではない。というと納得していた。日本語って難しいんだな。でも教えるのはおもしろい体験だった。Lutzさんは、私が英語で何とか話そうとすることを褒めてくれた。日本人はあまり話してくれない、と。うれしい。

 成田に到着して、Lutzさんともバイバイして、荷物とって、wi-fiを返却。日本は冬。上野で乗り換え時、人の歩く速さに驚く。ついていけないなぁ。新幹線で実家へ。母が迎えにきてくれて、ホッとする。帰ってきたなぁ。

覚書

〜旅の第一段階で生まれたワード〜

・ROCK&SHEEP

・何にもない ミドル オブ ノーウエアー

・ミドルマーチ(3月中旬?)

・にくのくに(回文)


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