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まるで本当に親の目を通してその子を見ているような親近感と愛情が描かれていて。

オーダー水彩画をご依頼いただいた方から、とっても嬉しい言葉をいただきました…。

まるで本当に親の目を通してその子を見ているような親近感と愛情が描かれていて。会ったこともない他所の子に対して、ここまで深く優しい眼差しを向けられる深い洞察と、そのプロの技にも感動しております。」

振り返ると、私はご依頼いただいた方のご家族を描きながら「目がキラキラしていて本当に可愛い…」「いい笑顔だなぁ」と心から思いながら描いています。

絵のうまい下手ではなく、親御さんと同じような愛情で接することができていて、それが筆に現れていたとしたら嬉しいなぁ。

「絵に込めたい気持ち」を知り心から感激して、ご家族を本当に大切に思いながら描く。
それだけは、唯一自分にとって自信を持てることかもしれません。

オーダー水彩画では、絵にしたい写真をいただくだけでなく、「絵に込めたい気持ち」をメール(電話)でヒアリングしています。

前にメディアの方から「オーダー水彩画の依頼を受ける上とき、ヒアリングする上で気をつけていることはありますか?」と質問されました。

ちゃんと出来ているか分かりませんが、できるだけ「そのまま、大切に受け止める」ということです。

ヒアリングさせていただくと、皆さん色んな思いを持っていらっしゃいます。
嬉しいことだけでなく、苦しかったこと、なかなか言葉にしづらいこともあったりします。

その言葉に対して、「辛かったですね」「大変でしたね」など、あまり直接的な感想は述べずに、まずは「大切な気持ちを共有してくださったこと」に感謝の気持ちを伝えます。

きっとヒアリングで回答した言葉も、本人の思っていることの一部で、表現できなかった色んな気持ちがあるはずです。

表に出てきた言葉のみに対して「辛かったですね」「大変でしたね」「良かったですね」などの直接的な言葉をかけることは、まるで相手の気持ちをすべて分かったような表現に、(私は)ちょっと感じます。

周りから見たら大変そうな境遇も、もしくは羨ましいと思われる環境も、相手にとってはそう感じていないかもしれない。

きっと私には想像をできないような気持ちがあったはず。なので、分かったつもりにならないように、あまり自分の色をつけずに「そのまま」受け止めることを意識しています。

また、自分自身が「大切な気持ちを共有してもいい」と信じてもらえるような人間でいたいと思っています。
その上で、自分の葛藤や想いをなるべく言葉にするよう心がけています。
まずは、私自身がどんな想いでオーダー水彩画を始めたのか、どんな想いで続けているかを発信していく。

そうして、ようやく少しずつ心を開いてもらえるのかなと思っています。

オーダー水彩画はこちらです。

サポートいただいたら息子とのお出かけに使いたいと思います、そしたらまた絵を描きたいと思います✨