【人生映画ざんまい】

2022年になり、ものを書く楽しさを少しずつ実感している今日この頃。
好きなことである映画や声優について書く楽しみを味わっています。
まだまだこれからですが、少しずつさまざまな事柄について書いて共有したいと思います。

さて、今回は僕の趣味ですけども、映画鑑賞において、けっこうグロテスクな作品を観ることが好きなんですよね。
バイオレンス、ホラー、アクションこの辺りを好んでよく観ています。
周りにいませんか?
そういうの観るコアな人。笑

でも勘違いしないでくださいね。
精神的におかしい人ではないですよ。
非日常を映画に求めた結果、現実としっかり区別がつけられているからこそ観られるものです。

今回観た作品は、あまりおすすめしませんが、観たい人は鑑賞してみてください。(閲覧注意)

『野火』
監督は市川崑
ジャンルは戦争です。

タイトル"のび"と呼びます。
ここでは、簡単なストーリーです。
肺炎を患った兵士の田村は、部隊にも病院にも見放され、フィリピンのレイテ島を往く。
残された兵士と歩みを共にし、ほとんど食べるものがない戦場にて、他人や自己の人間の怖さを知っていく。

野火というタイトルから、けっこう火に関するシーンがあります。
火の描写は嫌な思い出を焼いたり、記憶を蘇らせたり、新たな思いをつくるきっかけとなることや、募る思いを強くしていくという意味がありそうです。
田村には、自分の食べものもないのに食糧を分け与える優しさが見えるのですが、誤発射にて敵を殺してしまったことをきっかけか、どんどん心や想いが変わっていく気がします。
残酷な環境によって人の本音が見えてくる、人間関係の怖さを感じられる作品です。

描写も残酷でグロテスクなシーン満載なので、閲覧は気をつけてください。

僕はストレス発散のために映画を観ることはしますけど、今回の作品はそういう思いで観たわけではありません。
楽しい作品も、今回のような作品からも学べることはたくさんありますので、勉強のためにも観ています。
もしよろしければ、鑑賞してみてください。

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