見出し画像

『Jリーグクラブ経営ガイド』って何が書かれているの? ~前半~

どうも、ゆっけです!

最近は、「サッカーにまつわるお金のはなし」というテーマで、
川崎フロンターレやレアルマドリードの収支について、
noteを書いてたりしますので、ぜひ読んでみて下さい~

Jリーグ クラブ経営ガイドとは

noteを書く際に実は結構お世話になったのが『Jリーグ クラブ経営ガイド』
やっぱりクラブの関係者じゃないし、クラブの発表だけ見ても、理解できないことがあります
例えば、
・クラブの支出ってどんな項目があるの?
・その項目を構成しているものって何があるの?
とかですね
そういったサッカークラブを経営するにあたって、最低限の知識が記載されているのが、『Jリーグ クラブ経営ガイド』です

今日は、これに何が書かれているのか、ざっくり見ていきたいと思います
125スライドもあるので、割愛しながら、進めていきます!

目次

まずは目次の紹介から、こんな感じ
読むと分かりますが、「領域別ガイドライン」が半分以上を占めています

イントロダクションは、このガイドの位置づけや使い方といった内容ですので、割愛してきます

クラブ経営の基礎知識

まずは、Jリーグを知って欲しいということでしょう
Jリーグの理念やミッション、沿革、位置付け、体制等が記載されています
次にJクラブについてが書かれています
ここでは、「Jリーグの存在」「Jリーグの統制構造」「Jクラブの経済構造」を抜粋して記載していきます

基礎の時点で結構もりもり、、、

Jリーグの存在

Jリーグの理念と百年構想です
このあたりは、Jリーグのドキュメント読んでると必ず出てくる
理念に「国際社会における交流および親善への貢献」が含まれているのが、
驚きかもしれない
まぁただ、そこまで目立つ理念や構想ではないなという印象です

理念と百年構想

理念や百年構想の実現に向けて、Jリーグは3つのミッションと5つの経営領域を用意しています
特に5つの経営領域は、この後出てくる「領域別ガイドライン」のベースとなっている領域なので重要みたいです

3つのミッションと5つの経営領域
よく見ると5つの領域に加えて、「施設整備」という横断的な領域が設定されている

正直、あんまりピンと来ていない笑

各領域のビジョン

5つの領域に対して、2030年のビジョンが明示されています
んーーやっぱりピンとは来ていないです笑
ミッションとかビジョンってどうしても抽象的になるので、イメージしづらいですよね

Jリーグの統制構造

ここからはJリーグの統制について、
堅い話が続きますが、備忘的に残しておこうと思います

ガバナンス体制
クラブが守るべき規定やルールは意外とある
契約も規則が多い
若い選手を育てたクラブには補助金が分配される

これは知らなかった
初のプロ契約、プロ移籍、初の国際移籍、2回目の国際移籍の歳に、補助金が支払われるみたいです
国際移籍については、FIFA規則なので、全世界共通ですね

Jクラブの経済構造

ここからはJクラブ、Jリーグの収支構造
いままで、noteに記載してみてきたことが一枚にまとまってて、凄くわかりやすいです

クラブとリーグの収支構造
クラブの営業収入構造

スポンサー収入が半分程度
J1はJ3と比較して、スポンサー収入の割合が低くなっていることがわかります
これは強くて、名前が知られているクラブほど、スポンサー収入以外の収入源があるってことですね
スポンサーに依存しない方健康な経営状況と言えますからね

営業収入の構成要素

Jリーグ配分金は、DAZN効果で2017年から大きく上がっているのが有名ですね
あとは、移籍金収入がその他収入に該当することくらいは記載しておきましょう

営業費用の構成要素

費用については、想像つきますが、チーム人件費が一番多いですね
ゆっけが地味に気にしているのは、女子チーム運営経費ですね
これから女子チームをもつクラブは増えてくると思います
欧州では、そのムーブメントは起こっていますし、
日本でも女子クラブ設立や買収の話が増えると思っています

次回

今回で書ききれると思っていたのですが、意外と長くなったので、
前半と後半で分けたいと思います
次回は、
・クラブ経営の原理原則
・領域別ガイドライン
・付属資料(データ集)
を書いていきます!

それではまた次回

P.S
ゆっけの推しのバルベルデさん、今シーズンの活躍がヤバすぎる

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?