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2020年、子どもと巣ごもり&オンラインの宴

3月ぐらいから、コロナのため外出できずに引きこもりデイズ。
子どもと遊んだり、勉強したり。
植物や、電気や、レゴや、マイクラや、なんだかんだ実験や観察やものづくりをすることが多かった。コロナがなければ、こんなに子どもたちと遊ぶこともなかったかも。

4月 PictureThisアプリ(写真を撮ると名前が出てくる)で子どもと草花の写真を撮る。ほとけのざ、ヒメオドリコソウ、スギナ、オニタビラコ、オランダミミナグサ、オオイヌノフグリ、ハハコソウ、キュウリグサ、ナズナ…見慣れた草花だけど案外、名前を憶えていない。

4月 DMM英会話キッズで子どもの英会話お試しオンラインレッスン
アイルランドの先生と英会話。ただ座って話すだけじゃなく、家の中からレッドのもの持ってきてー、などとイベント感があって楽しんでた。

探求学舎の元素編のオンライン授業、元素の爆発チーム(アルカリ金属)についてセシウムの爆発とかやっちゃんたちの炎色反応実験を見てワクワク。探求学舎の学びはテンポがよくて子どもを飽きさせない。余計に待たされる時間がないのはよい。
一般企業では(教育系との対比で)、顧客の時間=お金なので人の時間をなるべくムダにしないようたいてい考慮されている。学校にいると、準備してあればこの時間使わなくてすむのになーという先生側の配慮の足りなさを感じてしまうことがよくあった(今は事情を理解しているので仕方ないよなと思ってる)。

4月 師匠を刺繍(うまいこと言った?!)

4月 ロボットアームを作る。

4月 子どももヒマなので映画を作ったり、ピラミッド作ったり。

5月 うるおいを求めてお花のサブスク。

5月 ジョン・デューイ、イリイチ、フレイレあたりを履修。

5月 ロボットアームを遠隔で動かす企み。
塾生の美容師の方にうちにあるロボットアームを遠隔で動かしてもらう実験をライブ配信。コロナがなければ、こんなことやることはなかっただろう。
ゆくゆくは、オンラインで遠隔で髪が切れたらいいなイメージ。

仕組を構築
遠隔操作してもらう

5月 あいかわらず子どもはマイクラで豪邸づくり。

5月 はじめての蚕の飼育。「里山のクラフト便り」というところからカイコの飼育セットを購入。4眠まで育った蚕が配達されてきた。
蚕には子どもたちもすぐ慣れて、手に乗せながらマンガ読んだりしてる。

5月28日。
この年は人口飼料で育てる、緑のハムみたいなやつ

6月 やっと学校の仕事がリアルに戻る。子どもたちも通学開始。

6月 蚕が繭をつくる

6月12日
6月18日

6月 塾生とオンラインもくもく会

鹿沼箒
漆で描いた鹿沼箒

6月 「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」久しぶりの映画。

6月 チビトロニクスのCHIBI LIGHTで遊ぶ

7月 自宅から自転車で浅草へ。
草加から西新井を通って千住大橋でだいぶへたれる。荒川にやっとたどりつき、長い橋を渡る。南千住では陸橋を渡っていつもは電車で来てた珈琲屋さんのバッハで一休み。また走り出して浅草寺の近くで自転車を停める。雷門も、どらやきで有名な亀十も、ひとけもまばらで別のところにきたみたいだった。帰り道、もくもくと自転車をこいで家に向かう。往復36km、4時間ぐらい自転車に乗り冒険気分。

7月 CHIBI LIGHTでダンボールの家に電気を通す。
娘にダンボールの家を作ってもらい、モーターの扇風機を取り付ける。LEDを回路を分岐して3つ取り付け、タクトスイッチを使えるのではと思いつき、スイッチを押した時だけLEDが点くようにした。

7月 上野の東京国立博物館のきもの展へ。
室町時代から江戸時代の前期あたりまでの着物がヤバい、こんなの今まで見たことない。全体に刺繍が入り、しかも図柄やデザインも大胆かつ緻密でどこを見回しても素敵すぎてため息が出る。
そもそも室町とか安土桃山の着物が残っていることが凄いし、江戸時代の着物なんて新品のような保存状態で驚かされる。
ファッションとか文化が繁栄するには、とてつもない時間とお金がある人たちのコミュニティが必要なんだなと思えてきた。何百年もの時間を越えて人を感動させるものを作れるってすごい、どんな職人集団が技を競っていたのだろうか。

上野の一蘭

「縫箔 白練緯地四季草花四替模様」を描いてみた。

7月 家庭教師もコロナなのでオンライン対応。
学校に行って友達と一緒に勉強をするというのは、たとえ内容が分からなかったとしてもコミュニティの一員として社会に参加しているという意義を感じられるものなのだなという、気づき。効率や成果だけでないところに意味があることを忘れてはいけない。

7月 娘、ラインスタンプを作る。

7月 ロボットプログラミングスクールで働いてた年。マインドストームを学習する。

7月 教育関連、プログラミング関連の哲学者についてまとめる。
自分で理解しないと、流行り廃りのトレンドに流されてしまう危機感がある。

7月 落合陽一「未知への追憶」展。
久々に塾生や塾長と会う。

(追記)
8月 たぶん4月か5月ぐらいから、子どもが毎朝公園でリフティング練習を始めたと思うのだけど、8月の真夏の暑い日も毎日練習してた。それについてはこちらのnoteに。

8月 こどもオンラインワークショップ。
市岡元気先生の実験オンラインワークショップ&中島さち子さんの”STEAMスライムでオリジナル食品サンプルを開発しよう” by steAm online PLAY SCHOOLに参加

8月 歌舞伎。
コロナ禍なので、1演目ずつの四部制で幕間なし。席も半分以下で、飲食も不可。初の1階席で第二部の棒しばりを観劇。
棒しばりは昨年、野村萬斎の狂言で見た演目。舞台後方の唄や三味線、太鼓の演者はみな黒っぽいマスク姿。能舞台のように舞台には松や竹が描かれている。次郎冠者は勘九郎、太郎冠者は巳之助、松兵衛は扇雀。
話しはシンプルで、大名が出かけている間に縛り付けられた次郎冠者と太郎冠者が、酒飲みたさに協力し合って酒を飲み、酔っぱらって舞を舞う。
勘九郎の声色が勘三郎?と思えるぐらい似ているところがあって、ドキッとした。踊りもさすが上手い。舞の手の動きや顔の向きや表情、軽やかさ。ひとつひとつが美しくて豊かだ。

海苔弁 山登り
初の1階席

8月 娘ラインスタンプ、第二弾。

8月 学芸大学前にて塾生のイベントを訪問

8月 大雨で家の近隣のところで車が水没してた。

8月 M5StickC+PuppyCを動かす。

M5StickCで音を波形を表示する。

8月 春ぐらいから子どもが英語のアプリに取り組んできた(取り組ませてきた、w)けど、やっとまともにできるようになってきた。

8月 蚕の繭を入手して、糸取り。ご近所の友人たちとお茶を飲みながら、1時間以上かけて糸を巻き取る。

8月 「ロボット美術観賞 ~あるがままのアート~」
自宅から美術館の作品が観賞できる体験。現地のロボットを自分で動かして絵を見に行くのが斬新。

8月 柿田川、三島、箱根。

好きな青
箱根 大涌谷

8月 Blenderで3DCGに取り組む。
ワニでもできる!モデリングforVRChat。2日でここまでできた。

8月 塾生の友人にこんなにキレイなお菓子を送っていただいたり。

9月 東京都現代美術館 オラファー・エリアソン「ときに川は橋となる」
水に光に、素材系。すべて好み。

塾生の友人と東京都現代美術館のカフェで語らい、食べる。
この時話したことが次のイベントにつながる。

9月 オンライン竹細工ワークショップ「六つ目編み波縁かご」
竹ひごが送られてくる⇒レクチャー動画を見て作る。
竹細工作りは、わたしの原風景でもある。思い入れのあるものづくり。

9月 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
黒澤明の映画の資料がちょうど置いてあった。黒澤明は画家だっただけあって、資料の表現力がハイレベル。

撮影セットが常設であって、撮影ごっこが体験できる。

こちらはニュースキャスター体験。

隣りの施設には川口市立科学館がある。

9月 ご近所の友人と歌舞伎座で「寿曽我対面」を鑑賞。

銀座でフグの唐揚げランチ。

9月 塾生仲間と、行田市はにわの館ではにわ作り

ランチの具沢山ナポリタン
ねんどをこねこね
さきたま古墳群の丸墓山古墳

9月 日本伝統工芸展 日本橋三越
かしこまった工芸品の祭典。

たまたま後日、日曜美術館を見たら日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞を取った作品『氷壁』の作家である須藤靖典さんの工房を訪ねた内容だった。
日本伝統工芸展は漆芸や陶器、木工、ガラスに染物、織物とそれぞれのジャンルでどれも作品は素晴らしかったがなぜ賞を取ったのがこの作品なのかとか、ちっとも分からない世界だった。日曜美術館では、須藤さんの工房でどうやって作品を作ったのか、その工程を見せてくれた。
氷壁は頭にあるイメージを手書きから一度PCに取り込んで表現したという。
蒔絵の手法で作品を作っているが、須藤さんは毎回新しい表現をするため、いろいろな手法を試しているらしい。今回の作品は、砂糖炭という砂糖を使って作った炭を使っているらしい。伝統だけが重視されるのではなく、新しい技法で作られた作品が賞を取るというのはM-1とも繋がるところがあってうれしい。
もう1つ、やはり日本伝統工芸展に作品を出展していた漆芸作家の浅井康宏さんのYouTubeライブも何度か視聴する。漆についての話しで、中国産の漆が多く日本で使われていることや、価格も5倍ぐらい違うこと、漆の木を育てるには場所や目的が重要なことなど、リアルな話しが聞けた。

9月 長田養蚕さんのオンライン見学会。
東京では八王子の長田養蚕さんと、あと武蔵村山に一軒しか養蚕農家は残ってない(この後、長田養蚕さんだけになる)。
養蚕農家さんはさすがに育てる量が違うので、蚕のまぶしは豪快だし、まぶしは回る。蚕が桑を食べるプールもすごい。
長田養蚕さんは卵をネットでポチッと購入して卵から育てているそうです。多くの養蚕農家は3齢の蚕を購入して育てるらしい(卵は高原社さんなどから普通に買える)。日本種と中国種の品種を掛け合わせた交雑種で糸繭を作ることが多いそうな。桑の葉は無農薬でないと蚕が死んでしまう。
蚕は糞(フン)は蚕沙(さんしゃ)と呼ばれてお茶にして飲まれたりもするらしい。長田さんがかなりチャーミング。いろいろ勉強になった。

10月 塾生の友人に来ていただき、おめんを作ってハロウィン劇をやる。
シナリオも子どもが作成して、魔女とか女王、フランケンシュタイン、ドラキュラやお化けが出てきて、ドラキュラが噛んだり、呪文で脳ミソが溶かされたり、魔法の薬でやられた人が生き返ったり、敵と見方が入れ替わるし、裏切りもあるし、戦いもあるし、かなりのドタバタ劇。
最後はトリック・オア・トリートでなんとなくハロウィンっぽく終わった。

SENKIYAでお茶

10月 初のUber Eats配達。

10月 「六花亭のおやつ屋さん」

10月 コロナ禍だからこそたまたまYouTubeで見つけたアーティスト

娘画伯

10月 リアルオフ会

10月13日 __する音楽会、その前に塾生とチームラボへ。

10月 娘の謎イラストでTシャツ(いみわかんないんですけどTシャツ)を作ってみる。塾生が何人か買って着てくれるという、ありがたさ。

10月 藤井風、初の武道館ライブ。
たまたま来てた塾生と会場で会う(来てたのが分かったので執念で探す)。

10月 はにわが届く

11月 Netflixにもはまる。『バチェロレッテ・ジャパン』からの『バチェラー』。久しぶりに面白いマンガも見つける(オシのおすすめ)、田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」。
Youtubeも見るようになり、東大生YouTuberの「ぎんなん女子部」に教えてもらった英単語帳「DUO3.0」を購入して勉強する。
娘も葉一のYoutubeでわからないところの算数の勉強をするようになった。

11月 東大の山内先生研究室のオンラインイベントで、経産省の浅野さん(未来の教室事業の中心人物)に日本のSTEAM教育について話しを聞く。
この会に出るのは2回目で、他の参加者は教育関連の企業の経営者や、大きな学校の教員や、大学教授だったりする。
ドイツ在住の、大学の先生が語るドイツ?の教育の話しが面白かった。
向こうでは多様性を学ぶために、2つの家庭で子供を入れ替えて生活させたりするらしい。ゴミ処理場で働くなど、実際に社会の中で働く体験をさせる。当事者意識をそうやって養っているらしい。
浅野さんも、当事者意識のない大人に育つことをSTEAM教育で変えたいというような話しだった。

(浅野さんの話し)
・詰め込み型の受験のための教育をしてても、人生は切り開かれない。
・中高の時代にマセた学びをしてもらう。
 よく分からないことに取り組んでもらう。
・先生の役割は一人一人ちがう知性を持った子供たちをどうマネージしていくのかになっていく。
・STEAM教育など、未知の問いにどう立ち向かっていくか先生も考えたらよい。社会人ならぶつかること。
・専門科で学んでる子たちのほうが、学ぶことの必要性を理解している。進学校の子はSteamに反応できないかも。どっちが仕事ができる子になるのか、分からない。
・技術、家庭、体育がSTEAMの中心科目になる
・幼児教育は成功事例は多い。課題は意図したカリキュラムをやっている園と雑居ビルのようなところの差が大きすぎる。

11月 行田はにわの館で、塾生とはにわ作り

ランチ
はにわたち

11月 元塾生の方と歌舞伎「蜘蛛の絲宿直噺」
猿之助の五変化がお見事。
特に小娘役の時に見事に小娘に見えててすごかった。

表参道に移動。残念ながらこの日はやってなかった。

外からパシャリ

名和晃平 個展「Oracle」表参道 GYRE GALLERY へ

11月 富岡製糸場へ。
置繭所や繰糸所(そうしじょ)、フランス人指導者ブリュナの館、診療所に女工館などなど、見所満載。ガイドのおじいさんが、建築物の材料や作り方、フランスと日本の技術がどう融合されているのかを語ってくれた。『東置繭所は、「木骨煉瓦造」で、木材で骨組みを作り、壁に煉瓦が用いられている。煉瓦は瓦職人が作り、煉瓦積みの目地には漆喰が使われた。』

置繭所は明治の空気がそのまま残されたような空間で、そこに当時の日本の産業を支えていた人たちの息吹が感じられるようだった。製糸場では当時、女工が一度に300人も働き600人近くが住み込みで働いていたそうな。フランスの技術を取り入れるために、ブリュナには何百円という、労働者全員の賃金を足したのと同じお金が支払われていたという。当時の学校の校長先生の賃金が12円でと、ガイドのおじさんのまるで見てきたような語り口。春に蚕を育てて、繭からさなぎの羽化を見守ってきた、集大成の社会見学。

峠の釜めし

12月 micro:Maqueenのカリキュラム作り

12月 はにわが来る。

12月 国立能楽堂で能を見る。
座席のスクリーンに台詞が現代語で出てくるので、とても助かった。おかげで今どんなシーンなのかが分かった。

狂言『伊文字』
・シテは小笠原由祠、アドは野村万之丞
・狂言は台詞がどんどん繰り広げられるのだけど、今回見てて2人の台詞の掛け合いが絶妙なリズムとタイミングで、まるでラップみたいだなと気づいた、これほんとすごい。

能『実盛』
・シテは観世清和、ワキは福王茂十郎
・小鼓は大倉源次郎〈人間国宝〉、大鼓は國川純
・後見は前に懇親会で親切にいろいろ教えてくれた武田宗和さん
・前シテは老人姿で現れるのだけど、この歩き方がまずヤバい。リアルなよろよろ感が醸し出されてる。(能は基本、動きが少ないから少しの歩き方の違いによりリアルさを感じる)。この老人が実盛の亡霊。
・話しはほぼほぼ怨み辛みの話し。それを1時間半ぐらいとうとうと語ってるのもすごい。
・後シテで実盛が出てくる。合戦で討たれて、首を洗われてというところを後シテが表現するのだけど、大げさな身振りではなく演じるので逆に怖かった。
・難しい演目だなと思ったら、後で実盛の解説を読んだら、かなり演じるのも難しい演目らしい。
・前回見た演目「竹雪」では鼓が激しく鳴り響いてた印象があったけど、今回の鼓は控えめな感じだった。演目によってこんなに違うのかと驚いた。

12月 横浜へ。リアルタイム・オンラインフォトウォーク(第1回)
まずは昼間にオンラインで集合。その後撮影タイム。

赤レンガ倉庫
グラニースミスのアップルパイ

横浜のシルク博物館へ
シルク博物館には古代から歴代の衣装が飾ってあって、かなり面白い。
着物といったらピシッと着た今風の形を見慣れてるけど、江戸あたりまでは帯あたりがゆるっとしてるように見えた。衣服と人の生き方とは、時代によりどこか似てるのかも。
繭の煮方が詳しく書いてあったり、ペットボトルの糸くり器がよくできてるのが見れたり、機織り体験がさくっとできたり、動いてるケンネル式糸繰機が見れたり、見どころも多く内容も充実、たまらん。

ライブ前に写真のシェアタイム。
Discordに写真をアップして、それぞれ写真を説明する。
わたしはライブ会場の近くから参加。

夕方から横浜ビルボードでライブ。弾き語りのライブのみ参加の予定が、となりの席の方がチケットを譲ってくれて次のバンド形式のライブまで見て帰ることに。

12月 塾生の娘さんと、子どもたちがオンラインで筋トレ。
このカレンダーがきっかけに。

12月 学校ではコロナのため外遊びの時間が限られている、そのためか息子が学校で描いたという本。題名はううちくん。

12月 塾生(元塾生)仲間とのBlender会が始動(いちおう月イチ開催)。
作品を作る目標ができたので、Youtubeの動画を見ながら3Dモデリングを頑張る。

12月 塾生の娘さんがうちの近所のボルダリングに来て子どもたちと一緒に遊ぶことになり。その後2人でスライム作り。

12月 山崎亮さんのコミデ塾オンラインイベント「インテリアデザイン」

1月 山崎亮さんのコミデ塾オンラインイベント「デザイナーが考える資産防衛術」

1月 フォトウォーク、草加松原の松並木

1月 清澄白河のonnellinenで毛糸を買い、マフラー作りを始める。

1月 塾生の友人が来てくれて子どもお絵かき会。
たくさんのアクリル絵の具に、自由な発想で描けるパレットナイフや筆を用意してもらい、手の動くままに自由に好きなだけお絵かき。ゲームから引き戻されて泣きわめいていた息子も、描くうちにすっかり泣き止み描くことに集中、手を絵の具だらけにして描くだけ描いてまたゲームに戻ってった。女子たちも、描いてお茶して、その後はいつもの公園遊びに。日常のつづきにアートがあるというのは、とても贅沢。

サインはなぜか「コハル・ヴォクチャン(ぼくちゃん)」

後々、こんなにステキな2021年カレンダーにしてくれた。

1月 息子が描いた絵本のキャラを3Dアバターにする。

ううちくん
3DCGううちくん

1月 ARCoreをAndroidで動かす。

Animatorでダンスも踊る。

1月 山崎亮さんの対話堂で、松井利夫さんのサイネンショー6 作目の器を対話により購入する。なによりも松井さんや山崎さんとの、器についての対話が貴重だった。
ひしゃげ具合や、ぺらっとした形について。松井さんには、窯の中ではむしろこれが当たり前で自由・天然の美があるという。それに対して山崎さんは、器が無理してないことを教えてくれた。世間にある器は、人間の用途のために無理したカタチをしている(土がリラックスしたカタチでなはい)という言葉がとても深かった。

2月 さいたま市盆栽町の蔓青園(まんせいえん)と、盆栽美術館へ。
盆栽園は門が開いてたら入っていいらしく。おそるおそる蔓青園に入ってみる、入るなりいきなり見事な盆栽がわんさかあって息をのんだ。
小さな木にぎゅっと木の美しさが凝縮されている。20cmぐらいのけやきの木!やたら値段の高そうな盆栽の木の枝に触れないよう、緊張感いっぱいで歩く。
盆栽美術館では1000年ものの盆栽が飾られてる。1000年前といえば紫式部が亡くなった頃。裏手の駐車場のほうに盆栽の売店があって、そこで盆栽いじってたおじさんに、いろいろ教えてもらう。
育てるのは難しくない(水さえあげれば)。けやきの小さな盆栽、このくらいになるのに20年ぐらい。もっとたつとこのくらい幹が大きくなるんだよ(全体的な大きさは変わらないのに幹だけ大きくなってた)。大きさを抑えるために土を少なくしてる。他にも、ワイヤー巻いて枝を自由に曲げて見せてくれたりした。

2月 買った盆栽用の棚を作る。

2月 3DCG学習。Blenderでローポリな背景を作る。

2月 2021年は毎月〇〇焼というように決めた地域の焼き物で気に入ったものを探して購入するプロジェクトを始める。2月は九谷焼。

吉田屋

2月 Clubhouse三昧
Clubhouseのおかげでアラブの社会や文化、木工作家の世界、VR教育界隈、着物の世界などなど濃密な情報のおかげで日ごとに世界が広がる。
職人が作業する木を削る音を自宅で聴いたり、声から人柄を感じたり、これまでSNSで視覚中心の生活をしてた分、耳が中心になっていく生活は新鮮。

Clubhouseでよく話しを聞くようになった、村上隆氏のオススメ漫画。
若いアーティストにいつも薦めてるので入手したら、あれよあれよと一気読み。

3月にはClubhouseで塾生と器の話しをする。

(追記)
Clubhouseで聞く大倉源次郎さんの能の話しがよかった。文化の伝え方で印象的だったこと。

能を子どもたちに教えに行く。やり方を伝えて、また来るからそれまで練習しておいてと言う。
次に行くと練習してなんとなく形になってる。そこでプロの人たちが踊ってみせると、いかにプロの人たちがすごいのかが分かる。

それぞれの村に能の舞台があって農民が能を舞う、そこでは文化の送り手と受け手が一致している。受けての人との距離感が縮むとちがうものが生まれるかもしれないという可能性。

平安時代から続くという正藍冷染という藍染の話しもClubhouseで聞いた。もう継ぐ人がとだえてしまいそうだとか。
藍は生き物、ものすごく微妙で
染めるときは履き物を替えなさい、と言われてるとか。

3月 フォトウォーク。安行の密蔵院の桜。

3月 母の家にAmazon echo showを設置して一瞬でテレビ電話がつながるようにする。会いに行けていた時よりも、ぐっと距離が近くなった。

3月 焼き物プロジェクト。3月は有田焼。

染付

3月 3DCG。これもYouTubeのチュートリアル動画を見て作成。なかなかの大作だった。

さまざまなイベントがオンライン化した年。
それはそれで今まで出会うことがなかった人たちのとオンラインでのつながりや知見も増えたが。何か物足りなくて。手ざわり感がほしくて、いろいろなものづくりをしていたようにも思える。
ミーティングでも講演会でも、オンラインでは空気感が伝わらない分、伝わる情報がだいぶ減衰するし聞く方の集中力もだいぶ減るなというのを実感。

走り始めたさまざまなプロジェクト。
Blender会、オンライン・フォトウォーク、焼き物しらべ。

仕事でも急にオンラインという使い方が増えて、てんやわんやの1年。

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