見出し画像

みなさん、おはようございます!
ゆっかです。
連続投稿48日目です。

今日も好きな詩シリーズいきます!
それではまず詩をどうぞ。

祝婚歌  吉野弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい
完璧を目指さないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ 胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりには
わかるのであってほしい

この詩から思うこと

この詩は私のパートナー観です。

ただ、この詩を見るたびに、この域に及んでいない現在地を受け取ります。

まだまだ伸び代ばかりですが、今日からまたGOALを握り直して、関係性向上させていきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?