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過去を水に流さないことが、成長への道のり

「水に流す」という言葉がありますよね。

何かしらのトラブルが起きたとき、いつもみんなが口にする。

でも、過去の失敗や痛み、恨みを水に流すのは本当に正しいのでしょうか?

それが常に最良の選択なのでしょうか?

ここである話をお伝えしましょう。
それはわたし自身が経験したこと、水に流せなかった出来事です。

それは三年前のこと。

わたしはあるブログを運営していました。

そのブログは何気ない日常や感じたことを書きつづったもので、たくさんの読者から愛されていました。

そんなある日、わたしのブログにとても攻撃的なコメントがつきました。

名前は不明、しかしその内容は非常に辛辣で、わたしの人格そのものを否定していました。

初めての経験だったので、衝撃は大きかった。

わたしはそのコメントに打ちのめされ、ブログを更新することができませんでした。

友人からは「水に流しなさい」と助言を受けました。
でも、どうしてもできなかった。

なぜなら、その言葉がわたしの心に深く刺さってしまっていたからです。

そこでわたしは、一つの決断をしました。

それは、この痛みを「水に流さない」こと。

全てを許してしまったら、また同じ過ちを繰り返すことになると思ったからです。

だから、わたしはその痛みを受け止め、その上で進むことを決意しました。

それ以降、わたしはブログを再開しましたが、もはや同じではありませんでした。

その攻撃的なコメントを忘れることはなかったけれど、その経験がわたしを強くしました。

わたしはもう一度立ち上がり、自分自身の弱さを認め、それでも前に進むことを選んだのです。

結果、わたしのブログはより深みを増し、読者からの支持もさらに増えました。

その痛みを受け入れて前に進むことで、わたしは新たな可能性を見つけたのです。

断言します。

全てを水に流すことは、逃げることと同じです。

人は痛みから逃げたくなる。それは自然な感情です。

しかし、その痛みを受け入れ、そこから学ぶことで、真の成長があると信じています。

だからこそ、あなたにも伝えたい。

過去の失敗や痛みを「水に流さない」ことの大切さを。

それが痛いと感じるなら、それはあなたが生きている証拠。

そして、その痛みを受け入れ、それから何かを学ぶことができるなら、それはあなたが成長している証拠です。

だから、わたしは決して水に流さない。

全ての出来事、経験、痛みがわたしを形成し、わたしの強さを生んでいるからです。

それこそが、わたしの成長への道のり。

そして、それこそが、あなたが進むべき道ではないでしょうか。

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