1学期終了

1学期、2学期という区切りは私の人生の中でもう使われないだろうと思っていた。しかし義務教育から解放されてもなお、私は1学期、2学期という区切りで物事を考えなければならない。

とにかく、1学期が終わった。

やっと終わった〜、というよりむしろ、もう終わったの?という感覚だ。物事が進むスピードがどんどん早くなっているのを肌で感じている。

教員生活初めの1学期は大変なことばかりだった。

「教員は忙しい」と言われているが、私の予想をはるかに上回る忙しさだった。

朝登校して、温かいコーヒーを・・・と思いきや、欠席連絡の電話。その後も次々とやることが湧き出てきて、熱いコーヒーはいつの間にかぬるくなっている。そんな毎日だ。

授業の準備で忙しくできるならまだいい方だ。

授業以外の仕事がとにかく多い。校務分掌、学級、各教科、各学年、部活、生徒指導、保護者対応・・・上げるときりがない。

時々思う。

「あれっ俺って教員だっけ?」

悪いことばかりではない。学んだこともたくさんある。

教壇に立つようになって、すごく意識するようになったのは「目的と手段」について。

最近はアクティブラーニングなんて言葉が人気だから、書店に行くと「誰でもできるアクティブラーニング!」なんて本がたくさん出回っている。

僕は単純だから、本に載っていることをTTP(徹底的にパクる)した。

TTPして思ったこと。

「手段と目的ごっちゃになってない、自分?」

確かにアクティブラーニングっぽい授業ってそんなに難しくない。本の通りやれば、なんとか形はなる。

はたから見れば、生徒が話し合っているように見えたり、生徒がアクティブに活動しているように見えたりする。でも実際はそうじゃない。

教室の中では迷子になった生徒が何人もいる。

「あれ〜今ってなんのためにやっているんだっけ〜」

教師がなんのためにやっているかわからないことは生徒に伝わるはずがない。アクティブラーニングは手段であり、目的は教師が生徒の実態に合わせて考えなければいけないことだ。

1学期は完璧に手段に引っ張られて目的を見失っていた。

悩ましい。。

受験生にとっては勝負の夏。

1学期終わってひと段落ついたのも束の間、今度はAO、推薦入試の添削指導などが入ってくる。なんとか生徒の夢実現の手助けをしてあげたい。

気合い入れ直して、また明日から頑張ろう。









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