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また現代詩か

気分転換覗いた先にふわりと浮かぶ途端また現代詩かよと嘆いた私都度見返した「また現代詩か」きっと声のする方を振り返る前に声は消えていくまた現代詩か描くならせめて心情の裏側着飾った恋も愛も痛みも広告看板お任せの明日も知らない子供みたいな絵が描きたいそんなお世辞は届かない現代詩が現代詩で題名づけられる昨今不幸だな思ってしまう幸いの居場所もまたまた愛すを溶かした夏を現代詩なんかで満足できるのか大きな蕪は独りで植えたはずまた現代詩か違うのか笛吹き男が旅をする訊いた声を見ないふりしてまた現代詩かなんでも(言っちまおうか)好いから現代詩かよ

2023.8.19
いい加減「現代」で思考停止はやめません?

また現代詩か なんて聞きたくもない
雪屋双喜

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