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平成が終わって残るもの

平成の終わりは、若さの終わりなのかもしれない。

「平成生まれ」で驚かれることが少なくなった。それもそのはず、もう平成になって30年経っているのだ…!
いまや小学生は2010年代生まれが混ざっている。平成6年生まれのわたしは24歳になった。20代も、そろそろ折り返しになる。

褒められるとき、よく若さを引き合いに出されてきた。
幼稚園でしっかり挨拶をしたら、「まだ小さいのに偉いね~」といわれ、
先週和室のマナー講座に行った時でさえ「若いのに…」と褒められた。
悪い気は全くしないけど、大学生くらいから、そんな褒められ方でいいのかなと感じていた。

「若い」はとても便利な褒め言葉だ。「若い」といわれて悪い気がする人はあまりいないので、若く見えるわたしに「若いのにすごい!」と言っておけば、簡単に褒められる。
だけど、平成が去って、若いとも言えない年齢になってくると、どう褒めていいかわからない。そもそも褒めるとこがあるのか?なんて思われてしまうかもしれない。

あと1年もしないうちに、平成は幕を閉じる。
どうせいつかは若さを失ってしまうのなら、平成とともに手放してもいいのかもしれない。

それなりに挑戦すれば褒められた若さという盾にたよらず、周りを気にせず、自分のやってみたいことに挑戦してみる。
そう簡単に褒められることはなくなると思うけど、まずは自分で自分のことを褒められるようにしたいな、と思っている。

平成が終わるころには、私も25歳になる。平成なんて時代をみんなが忘れたころに、「なんかいいよね」と褒められる人になっていたいと思う。

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