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編集プロダクション(編プロ)へ転職した人の記録

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未経験から編プロの編集者&ライターに転職するまでの2年間の記録や、編集プロダクションって実際どうなの?について書いたnoteを集めています。
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#仕事

編集者に転職して1年経ったら、竈門炭治郎になった

編集者になって1年3か月、自分が竈門炭治郎みたいだなと思うようになった。 わたしは自分の企画や原稿に、かなり自信を持っている。自分の原稿を読み、8割くらいは「すばらしい原稿を書き上げてしまった。。」と本気で思うほどだ。文章はわかりやすく、取材で得た情報をきちんと反映し、クライアントの要望もきちんとおさえている。何度か読み直しても、おもしろい。悪くない、というか良い。結構良い。職場の先輩たちには到底及ばないが、「新人の割にはよくできている」といわれるレベルに思えてならない。 

繁忙期の夜と、甘すぎるおはぎ

転職して初めての繁忙期は、散々だった。 さまざまな媒体をつくる編集プロダクションにとって、3月は繁忙期だ。クライアント企業が年度の予算を使い切るため、媒体の制作が集中しやすいからだ。入社1年目のわたしも、ある雑誌制作のチームに割り当てられていた。その雑誌は3月下旬に校了のため、2月下旬~3月は特に忙しい。わたしは多忙な編プロにしては珍しく、普段19時前には退社していた。でも3月に入ってからは、21時を超える日もあるほどだった。 今まで、わたしは「できる新人」だと思っていた

未経験から編プロに転職するメリット&デメリット

未経験から編集プロダクションに転職して半年が経過した。 転職するまで、編プロは「やばいブラック企業」だと思っていた。給料は安いのに仕事は多く、労働環境は劣悪、消耗するまで単純作業をさせられる。いくらやっても仕事は終わらず、給料は上がらない……。「編プロ 転職」と調べると、こんなネガティブな内容が出てくるので、本当に編プロで働いていいのか何度も不安になった。 半年間働いて思ったのは、編プロはやばいブラックではない。でも、入社前に抱いたネガティブイメージに当てはまる部分もある

転職で収入ダウン。不安はあっても後悔してない理由

半年前、わたしは転職して収入がダウンした。 4年働いたwebサービス系の営業をやめ、編プロの編集・ライターとして転職した。副業でライターをしていたものの、未経験に近い収入で採用となった。新卒の会社よりも月収は数万下がる。それでも、様々な案件を担当できる環境に惹かれて入社を決めた。 一般的に、転職で収入が下がるのは失敗だと考えられている。転職前に「転職 収入」と調べたら、年収を下げる転職するのはよくない、年収下がると悲惨だぞと、多くのサイトに悲しい末路が書かれていた。 も

未経験で編集・ライターへの転職でやって良かったこと

※最後まで無料で読めます。 現在WEB系の法人営業をやっている私は、5月に編集・ライター職に転職をする。未経験からの転職だ。 転職活動の中で困っていたのは「情報量」だった。確かに、ググれば「未経験でもライターになれる!」みたいな記事もある。でも未経験→編集ライターへの転職までの具体的な道筋が曖昧で、結局自分で手探りで転職活動を進めていくしかなかった。 そこで、これから未経験で編集職・ライター職に転職を目指す方のためにも、参考までに私がどんな風に転職活動をしたのかお伝えし

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未経験の転職は「クリスマスケーキ」

「正直、今年がギリギリでしたよ」キレイな女性がニコニコ笑う。 丸の内にある某人材会社で、キャリアカウンセリングを受けた。2回挫折した転職活動を再開し、今日はどんな求人があるのか改めて確認しようと思った。法人営業職からライター職をめざす。副業でライターをしているとはいえ、未経験の職種への挑戦だった。 学生時代から現在の仕事内容まで話し、カウンセラーのお世辞をたくさん言ってもらいながら、いくつか求人を紹介してもらった。可もなく不可もなく、そんな求人だった。そして帰りのエレベー