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幼稚園入園・療育開始までのこと

次男は現在幼稚園の年中。昨年4月、幼稚園入園と同じタイミングで療育をスタートしました。それまでのことを少し書いてみたいと思います。

誕生~2歳頃

息子が生まれたのは出産予定日の当日。前の日の夜に破水、入院したものの、一晩明けてもまったく陣痛が来る気配がなく、促進剤を使って出産しました。今思えば、この生まれ方もマイペースな彼らしい。

大きな赤ちゃんで、首座り、寝返り、腰座りもとても早かった記憶があります。初めての発語は1歳前後。「まんま」ってしゃべった・・・と当時は思っていたのです。が、その後何ヶ月もそれ以外の言葉が全然出てこなかったので、意味のある発語ではなく、喃語だったのかもしれません。1歳半検診で言葉が遅いことを相談し、自治体の保健福祉センターで開催される、発達がゆっくりめな子のための教室みたいなところに通うことになりました。

教室では、親子で体を動かしたり、絵本を読んでもらったり、親子分離してママだけで相談を聞いてもらう時間があったりしました。たぶん、最終回の時に、発達相談や療育センターへの紹介についての話があったのだと思いますが、私は最終回を休んでしまったため、そのあたりの話を聞けず終わってしまいました。その後、特に自治体の方から連絡が来ることはなく。私自身もそのときは息子の発達障害を真剣に疑ってはいなかったので、こちらから連絡を入れることもせず、自治体とのつながりは一旦切れてしまいました。

2歳~発達検査を受けるまで

2歳になりプレ幼稚園の学年になると、言葉の遅れ以上に、集団行動ができないことが大きな悩みになりました。プレでも親子体操教室でも、他の子と同じように楽しむことができない、ドアや天井、部屋の隅に置いてある備品といったものにばかり関心が向いてしまう、こんな状況では当然お友だちもできない、そんな状況が半年ほど続きました。そして10月頃に自治体に電話し、発達相談の予約をしました。

半年も悩みながら行動を起こさなかったのは、長男の経験があったからです。長男も言葉が遅く、集団行動もできない子でした。発達相談も何回か受けました。それでも2歳後半頃からすごく伸びたし、仲良しの子もできた。だから次男に対しても同じ事が起こるのを待ってしまっていました。長男にはあった他害が次男にはなかったので、他害がないだけでも助かる、と自分に言い聞かせていました。

長男の子育てには本当に煮詰まっていて、とにかく専門家の手を借りたい、障害のあるなしに関わらず療育を受けたいと思っていました。療育センターにつなげてもらうことを期待して発達相談を受けましたが、毎回問診と簡単なアドバイスだけの内容で、最後までセンターへの紹介状はもらえず。さらに言うと、発達相談の間は子どもはおもちゃで遊びながら待っているだけ。発達相談の時間自体が子どもの発達に何かプラスになるということもありませんでした。それも自治体への電話をためらった一因です。発達相談を受けるより、その時間で公園に連れて行くなど少しでも子どもの刺激になることをしたい、と思っていました。

長男の時は何回通ってももらえなかったセンターへの紹介状。次男の発達相談では1回で書いてもらいました。長男の子育ても次男の子育ても私には同じように大変でしたが、わかる人が見たら一発でわかるのだなあ、と。この「1回目の発達相談で療育センターへの紹介状をもらった」という事実により、息子の発達に問題があるのではという私の疑問が確信に変わったと思います。

療育センターでの面談を経て、翌年1月に発達検査を受けました。

(つづく)


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