生き様のかけら

知識の浅さをかけらでも補いたくて
その人のピッチ内外の一挙手一投足に目を凝らす

時間の浅さをかけらでも補いたくて
その人の言葉とその人についての言葉をさかのぼる

見つけた小さなかけらの数々は、例外なく
その人の人柄とプロフェッショナリズムを裏付ける
そのことに感嘆せずにはいられない

そして

わたしの言葉と行動はなにを裏付けるのかと
かえりみずにはいられなくなる

ゆっくりしか進めなくていい
不器用でかまわない

わたしが残す小さなかけらの数々が、どれも
わたしの真摯を裏付けるものであるように
わたしは生きていたい

たとえ、誰にもかけらを見つけてもらえなくても

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