見出し画像

検討すべきは「価格」と「品質」のバランス

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
買い物をする時、検討するべきポイントが2つあります。それは、「価格」と「品質」です。しかし、モノを買う時、私たちはついどちらかを軽視しがちになります。

食料品や洗剤などの日用品を購入する場合は、「価格」だけで買うものを決めてしまいがちですが、購入する機会が少ない家や車の場合は、「品質」を重視して価格を軽視してしまう傾向があります。

私は、自分にとって重要でないものや、価格で品質がそれほど変わらないものを購入する時には、とにかく安いものを選びます。たとえば、Tシャツやスリッパ、靴下などは安いもので充分です。

逆に、製品によって品質が大きく違うものを買う時は、質の高いものを選んでいます。最近購入したものでいえば、吸引力がバツグンですが音が静かな掃除機です。10年間、毎日使用しても性能が落ちない上にメンテナンスや保証も万全な「多機能鍋」なども、それにあたります。

車や自転車などの移動手段にお金を使う場合に「節約」と称して、安いものを買うと大抵は失敗します。メンテナンスや修理、燃料費、駐車料金等を考慮に入れないからです。

安い車を買って、後に修理やメンテナンスにお金を費やす羽目になるのは、珍しいことではありません。もちろん、高価なものが必ずしも「ベスト」とは限りません。

ですから、後に予想される費用も考慮した上で、自分にとって重要なポイント(たとえば、燃費や安全対策など)にお金をかけるように考慮しましょう。

最も大きな買い物と言える家を選ぶ際には、ささいなところでケチっては間違いなく失敗します。小さな違いで、将来のメンテナンスや修理代などの維持費が大きく変わってくる場合があるからです。

広さやロケーション、近隣の環境など、あとから変えられないポイントを充分検討しましょう。こうしたところを妥協すれば、いずれは不満を抱えることになります。価格を無視はできませんが、たとえば、今、狭い家を買ってしまうと、子どもたちが成長した時に、家を買い直す羽目になるかもしれません。

また、なぜその物件が安いのかきちんと調べずに購入してしまうと、リフォームや管理費、維持費など将来驚くほどお金がかかったりします。家を購入する際には、不動産査定をしてもらい、自分でも調査し、できるかぎりの情報を集めましょう。ちなみに、これは賃貸についてもいえることです。

 ここまで読んで、消耗品ならば安いものでいい、と考えた方が多いかもしれませんね。

しかし、そう単純なものでもありません。たとえば、消耗品の代表選手「トイレットペーパー」には、シングルとダブルの2タイプがあり価格も千差万別です。

一巻き当たりの紙の総量は同じですが、一回当たりの「使用量」がダブルより少なくてすむので、シングルがお得と考える人。トイレットペーパーの決め手は厚みと捉える人は、シングルでぐるぐる引っ張り出すより、ダブルの方が引き出す量が少なくて同じ厚みを出せるので、お得と考える。安いトイレットペーパーは、引っ張り出すたびに切れやすくストレスになるから、絶対に買わないという方もいるでしょう。

消耗品なのだから、「トイレットペーパー」は、安ければいいという単純発想では、はかれない部分もあるのです。

基本、価格を基準に購入するのが「節約」、品質を基準に購入するのが「倹約」ですが、両者のバランスをはかることも、忘れてはならないポイントです。

 ~消耗品にだって「価格」と「品質」のバランスはある~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

💛最新刊・好評発売中💛

💛毎日配信standfm「言葉のパワースポットウスイユキチャンネル」💛

💛YouTubeチャンネル登録して頂きましたら嬉しいです💛






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?