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「リーダーシップ」を発揮するために

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
「信頼される話し方」ができる人は、周囲の人を動かし、リーダーシップを発揮することができます。
彼らの話し方は、わかりやすさと前向きさが魅力です。

1要点から整理して話す
結論 →理由 →補足説明 と、信頼感を抱く人の話し方は、分かりやすく整理されています。
たとえば会議や打ち合わせの席で、「私はこの販促案を推します」と、結論を先に伝え、「なぜならば他の選択肢に比べ、コストが半分ですむからです」と理由を述べ、「コストと効果をそれぞれの案件別に比較した資料をご覧下さい」と、補足説明をあとにする。
また伝えたいことが複数あれば「今日はお伝えしたいことが3つあります」などと、相手に聞く姿勢を促すために「数字」を示すのもいいでしょう。

2語尾を明確にする
素晴らしい提案や話をしても、語尾が不明瞭ですと台無しになります。
語尾には、話し手の意思が反映されるものです。
自信がなくても不安材料があったとしても、「私はこう考えます」「私はこう致します」と、語尾をはっきりさせましょう。
「こう思うんですけれど……」「うまくいくはずです」などと、語尾をにごすのは相手の顔色をうかがい、出方を探っているようで、不快感を覚えるでしょう。これでは、きちんとした自己主張にはなりません。

3「できない」「やりたくない」など「ない発言」はやめる
仕事に追われ時間に追われ、正直、疲れ果てている時は誰しもあります。
働く主婦の方ならば、仕事に育児、家事とその負担は想像を超えます。
そんな時上司から、「明日までにこの書類をまとめてくれ」と、指示があったとしましょう。あなたは、納期が迫った仕事を複数抱えています。
どれもが大切な仕事で優先順位をつけるのも難しい。そんなときすぐに「できない」「無理です」とやりたくない意思表示をしますか?
私でしたら、「上司からの頼まれごとは本当に明日まで片付けなければいけないのだろうか?」と考えます。そのうえで

「恐れ入りますが、今、●●と△△の仕事を抱えており明日までに納めなければいけませんので、そのあとに取り組ませていただきたいのですが、いかがでしょうか?」と提案をします。「これならできる」という代案を、提示するのです。
仮に無謀な指示だとしても「できない」「やりたくない」とは、口が裂けてもいいません。
「致しかねます」「大変申し上げにくいのですが、ご意向に添えかねるかと思います」と、「ない」がついた言葉を避けてお話しします。

このように話せば明確な意思が伝わりますし、代案を提示すれば前向きな話になります。相手との人間関係にヒビが入ることはありません。

これらの三つのポイントをおさえて会話をすれば、周囲から「あの人の話を聞くとやる気が出る」と言われるようになります。「信頼」という無形の財産を、あなたは得ることができるのです。

~信頼という無形の財産は「話し方」でも構築できる~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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