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初対面で活きる「10メートル前ルール」とは?

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
笑顔と挨拶は、初対面であろうと旧知の仲であろうと大切なのは同じです。初対面ならばなおさら、きちんと笑顔で挨拶しているはずです。

それを、相手の姿が確認できる「10メートル前」から意識するのです。

もう一つ忘れていけないのは、相手にとっても、あなたは初対面であるということです。それを忘れると、自分だけが初対面で、必要以上に緊張してしまいます。

近づいてくる相手が無愛想で、つまらなさそうに歩いてくれば、至近距離で急に笑顔をされ明るく挨拶をされても、話しづらいでしょう。話しかけたい気持ちが、薄れてしまうのです。
ですから、私は遠目で相手の姿が確認できる、少なくとも「10メートル手前」では、笑顔を作ります。

そして「これから素敵な方にお会いする」「楽しい時間ガ始まる」とプラスのイメージを膨らませ、歩きながら「こんにちは」「始めまして」「おはようございます」など、声にします。

これは発声練習のようなもの。心地良い声で挨拶をするための準備運動です。そして5メートルほど前では、「口角」が上がっているかをチェック。相手と目が合った瞬間に、笑顔で挨拶をするのです。

 このとき、目が泳いでいたり、目つきが悪ければ、「10メートル前ルール」で作ってきた笑顔で挨拶する効果も激減します。

口角が上がっていれば自然に目尻が下がり、柔和な表情になるのですが、肩に力が入りすぎると、堅い表情になり口だけで笑っている「怖い笑顔」になってしまいますので、注意しましょう。

経験則ですが、目は話す言葉の10倍以上語ることができる。
気持ちが伝えられると、思います。
話している内容は、立派でも目が泳いでいる人を見たら 「これは、誰かの話を真似しているのではないのか?」
「自分の考えではないでしょう」などと、思うのではありませんか?
「騙そうとしているのかもしれない」と、疑うかもしれません。

それは、思いを語っていない、「死んだ目」だからです。口以上にものを言う目なのですから、大いに活かしましょう。

私は、初対面の方にお会いする時には、目に「ハートを描く」イメージをします。もちろん目にハートを描くことはできませんから、好きな人や大好物、心地良い場所や爽やかな香りなどを思い浮かべます。
すると俗に言われている「目がハートになる」のです。

その目をみた相手は、あなたの感情を読み取って、次第にあなたの気持ちに同調していきます。これは「活きた目」です。この目で、遠くからでも見つめられたら、相手の警戒心も解けていきます。
「10メートル前ルール」と合わせて、活用してくださいね。

~目は話す言葉の10倍語ることができる~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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